Manageboardの収益化に挑戦!!
目次
Manageboardとは?
Manageboardとは、株式会社ナレッジラボが提供しているクラウド型の予算管理システムであり、 予算実績分析、財務分析、業績シミュレーションなどの機能が揃っており、予算管理を効率良く進めることができるという、とても素敵な予実管理システムです。
お試しではありますが、当事務所でもManageboardを導入しクライアントへの提案を進めています。もちろん私一人では難しいのでManageboardの中の人に助けていただきながらの作業です。
Manageboardのメリットは?
ここまで操作してきた感想です。
freee会計とAPI連携しているので比較的簡単に操作できているという点は評価しています。簡単に操作できることで経営予測の分析やレポートの出力などが効率化できています。また、予算管理の部分においても計画数値が容易に入力できて、また実績との比較もできるので良きです。改善してほしい点もありますので、その点については中の人に伝えています。
Manageboardのデメリットは?
ここまで操作してきた感想です。
まず、利用できるのが法人に限られるという点です。個人事業主は利用できません。
企業全体の予実管理は分析はできるのですが、事業部門ごとの管理はできません。A事業とB事業、全く別の分野の業務をしている場合、これを合算して数値化し分析しても意味が無いかと。
会計事務所が契約し利用する際のコストが、、、零細税理士事務所だとManageboardの月額利用料を支払い、その分のコストを回収するのが厳しい気がする(当事務所だけの問題かもしれませんが、、、)
収益化に向けて
一般企業が、特に中小零細企業が独自にManageboardを導入するとなると割高感がありますが、会計事務所が入ることで割安で利用できるイメージがあります。かと言って会計事務所が支払う利用料が安いのかというとそうでもありません。
当事務所がManageboardを導入してクライアントを提案する。顧問料とは別にManageboardの利用料相当額をクライアントから報酬で頂くというスキームなります。クライアントから頂く報酬で当事務所が支払うManageboardの利用料がペイできれば良いのですが、現状、そのイメージがわきません。その理由は当事務所での法人と個人の顧問先が50%&50%でManageboardを利用できる数が限られるという事、またその法人のクライアントでも比較的売り上げ規模が小さく予実管理の概念が無いことなどが挙げられます。
既存の法人クライアントにもManageboardを導入して、さらにはこれから契約するであろう法人クライアントにはManageboardの利用料を含めた報酬規程に変更する、先行投資的な部分にはなりますが、当事務所の付加価値としてManageboardを導入して長い目で見て回収可能か検討する必要がありそうです。
また近い将来、個人事業主も利用できるようになれば収益化の見込みはグッとあがります。そこにも期待したいです。
まとめ
暫くはお試し期間なので試行錯誤します。またManageboardでは部門ごとの予実管理ができないので、そこは部門ごとできる予実管理をスプレッドシートを使ってできないかと挑戦しています。
【編集後記】
0-3からの3-3 勝てる試合だと思ったのに。。。