freee工数管理
目次
freee工数管理
freeeのプラダクトに「freee工数管理」というものがあります。
そもそも工数管理とは何なのか?ということから始めます。
工数管理とは?
工数管理とは、プロジェクトにかかっている業務時間を可視化させ、プロジェクトごとに労務費を算出できるようにすることです。
プロジェクトごとの利益把握: 工数管理を行うことで、プロジェクトごとの利益率を把握できます。外注費、材料費、経費、労務費などを考慮してプロジェクトの利益を算出する際、労務費はプロジェクトごとにかかった時間を管理していないと正確に計算できません。工数管理により、労務費を明確に把握し、最終的な利益を算出できます。
生産性の可視化と向上: 工数管理は生産性を可視化し、改善に役立ちます。プロジェクトごとの工数を把握することで、どのプロジェクトが赤字になっているのか、課題点が明確になります。さらに、工数の実績を正確に把握することで、次回以降の見積もり工数の予測が可能になります。
見積もり工数の精度向上: 工数管理により、見積もり工数の精度を高めることができます。正確な工数データをもとに見積もりを行うことで、プロジェクトの進捗や利益率を改善できます。
税理士事務所に工数管理は必要か?
工数管理が必要な業種といえば建設業や製造業、システム業などが従業員の生産性に応じて利益が大きく左右されることから工数管理が必要だと言われています。
さて、税理士業はどうなのでしょうか?
税理士業も従業員の生産性に応じて利益が大きく左右されます。また、基本的に報酬は定額のため効率よく業務を行うことが生産性をあげることにつながります。
当事務所においては、kintoneで日報を作成しクライアントごとの工数を確認することができます。この工数と報酬が見合ったものになっているのか確認することが重要です。ちなみに私の頭の中では時給1万円です。
例えば、とある年1のお客様で年金と株の譲渡の方がいます。この方の作業時間は2時間。資料は先方が丁寧に整理してあるので申告ソフトに登録するだけです。報酬は38,500円(税込)、時給1万円を超えており生産性はGood✌
一方、とある年1のお客様で不動産と年金と給料、資料はあるが当事務所で入力からスタート。結果、作業時間は3時間かかりました。依頼されたのが今年からということもありましたので報酬は未定です。ちなみにこの方、前の税理士さんは11,000円(税込)という超ドン・キホーテ価格でした。
当事務所の正規料金では44,000円です。
freeeの記事から引用していますが、44,000円それでも低価格の分類に入ります。
話は少し横道にそれましたが、要は工数管理を適切に行うことで業務の見直しが図れるということです。
freee工数管理の料金プラン
料金はこんな感じです。
【編集後記】
実際に使ってみた感想は、また機会があったらUPします。