freeeにおける未決済取引とは
目次
未決済取引とは?
freeeの取引データには、「決済済み」と「未決済」の2種類があります。
対価の支払い・回収が完了している場合に「決済済み」、そうでない場合に「未決済」を選択します。未決済で取引を登録することで、自動的に売掛金や買掛金が計上されます。
freeeで請求書を発行したら自動的に売掛金が計上されたり、freee人事労務から給与関連を連携した場合、給料分や社会保険料が未払金などとして自動登録されます。
より効率的に記帳を行うために
インターネットバンキングやクレジットカードなどを自動連携しておくことで、未決済取引を推測してくれます。
未決済取引を適切に管理することで、よりfreeeを効率的に使えるといって過言ではありません。債権債務の管理がとても簡単にできるからです。
実はfreeeで沼にはまる原因は未決済取引だったりもする。
未決済取引を使いこなすことが重要なのですが、実はfreeeの沼にはまる最大の原因が未決済取引だったりするのです。
私のクライアントでいわゆるサルベージ案件(freeeがぐちゃぐちゃになってしまって、助けを求められる案件をサルベージ案件といいます)の原因は未決済取引です。
未決済取引は、売上代金を受領した際、経費の支払いをした際に未決済取引を決済済みとして登録する必要があるのですが、これが出来ていないのです。
したがって、freee上で債権債務の状況を確認するとずーっと前から残っているのです。
修正にするのが一苦労
現在もサルベージ案件に取り組んでいますが、これはかなりの工数がかかります、特に複数年あると大変です。ですが、これを綺麗に修正することが快感になりつつあります。
過去の決算を変更せず(確定した決算を動かすことはできないため)、正しい数字を導きだす。
真実は1つ。
まとめ
まだまだ試行錯誤で修正しています。何件もサルベージを経験すれば経験値が上がると思うので挑戦し続けます。
【編集後記】
うだるような暑さの中、オファーのあった中学生の審判(4審、基本座ってるだけ)をしてきました。
この暑さの中、選手は良く動けるなーと感心です