freeeで試算表を読む力を養う!
freeeでは、日々の取引を入力していくと自動で試算表が作成され確認することができます。
各勘定科目ごとの合計金額を一覧表にしたもので日々の記帳内容の累計金額を「「損益計算書」と「貸借対照表」という形で作成されます。
他の会計ソフトを触ったことがないので分からないのですが、クラウド会計や弥生会計などは同じようにタイムリーに試算表が確認できると思います。
しかし、いくらタイムリーに試算表が作成されても数字を読む力がないと意味がありません。
クラウド会計の強みを活かすために絶対的に決算書を読む力が必要です。
目次
freeeで試算表を作成してみる
試算表は「レポート」→「試算表」から作成することができます。
する、次のような損益計算書と貸借対照表が表示されます。
当期における現時点での売上や経費、利益の額など確認できます。
ご自身の企業が現在、どのような状況におかれているかを確認することは経営者にとって重要な業務の1つです。
ただし、クレジット決済などは同期するタイミングの関係で必ずしも正確な試算表ではないことに注意が必要です。
ただ100%正しい数字ではなくても全く支障はありません。
申告書を提出する際には100%の数字なればOKです。
試算表を加工してみる。
Freeeを使い続けると過去のデータも蓄積されていきます。
したがって、前年比較、3期間比較、部門比較など経営判断の材料が随時確認できます。
上記の赤枠にあるように、タグでの絞り込み、期間での比較、月次表示、日時表示などかなり汎用性の高いデータの抽出が可能です。
また、試算表はPDF形式やCSV形式でエクスポートすることができます。
CSV形式でエクスポートし他のソフトで加工などして経営判断の資料を作成することも可能です。
試算表を読む力
どれだけ汎用性の高い試算表が作成されても、試算表を読む力がなければ宝の持ち腐れです。
試算表を読む力が必要です。
今期の売上は?前年と比較してどうなの?
売上が減少しているけど、その原因は何?
売上が伸びているのに、利益が伸びていない?なぜ?
前期より棚卸が増えているけど原因は?
などなど、見るべき箇所は多々あります。
まずは、経営者の方が「今、何を知りたいか」をしっかり決めることが大事です。
大きく分けて次の3つが挙げられるます。
- 収益性(利益がでているか)
- 安全性(企業の経営体力)
- 成長性(企業の将来)
それぞれポイントを的確に把握分析する必要があります。
そして、その分析はタイムリーに行う必要があるのです。
今の時代、3月末の状況を4月末に把握したのでは1ヶ月も経営判断が遅れてしまうのです。
まとめ
freeeを使ってタイムリーに試算表の分析できること。
クラウド会計の強みの1つです。
しかし、この強みを活かすも殺すも使う側の数字を読む力に左右されてしまいます。
クライアント様に適切にアドバイスをしていけたらと思います。
分析方法については後日のブログでUPします。
【編集後記】
首都封鎖が現実味を帯びてきました。
日本、どうなっちゃうのかな。
不安です。