eLTAX(エルタックス)とは?
eLTAX(エルタックス)という言葉知っていますか?
でかでかと「地方税共通納税システム」とあります。
eLTAXについて解説します。
目次
eLTAXとは?
eLTAXとは、地方税ポータルシステムの呼称で、地方税における手続きを、インターネットを利用して電子的に行うシステムです。
国税でいうところのe-Taxですね。
地方税の申告、申請、納税などの手続きは、紙の申告書で手続きを行う場合、それぞれの地方公共団体で行のですが、eLTAXはネットで手続きができるといことです。
私のように、遠隔地にクライアントいる場合は便利なシステムです。
eLTAXを利用するには?
基本的には国税のe-Taxの利用に近い気がします。
① 利用届出(新規)を行います。
eLTAXのHPから行うことができます。いくつかPCの環境をか確認したり、メールを登録したりする作業が必要ですが、この作業を行うことで「利用者ID]が発行されます。
② 「手続き完了通知」が届きます。
①で登録したメールアドレスに「手続き完了通知」が届きます。
eLTAX対応ソフトウェアを取得します。
申告書の作成や送信はeLTAXソフトから行います。
eLTAXのHPから入手することも可能です。また市販されている会計ソフトでもeLTAXに対応しているものもありますので、確認してください。
電子申告・納税・申請・届け出を行います。
準備が整えば電子申告、納税(金融機関口座を事前に登録しておくとダイレクト納税ができます。)申請・届け出を行うことができるようになります。
税理士が代理で行うこともできる。
税理士が電子申告・電子納税を行う場合
納税者・税理士の双方の利用者IDの取得が必要です。税理士は電子証明書の取得も必要です(通常、税理士は取得済みのはずです)。
電子申請・届出を行う場合
この場合、納税者の電子証明書か利用者IDのどちらか1つが必要です。電子申告まで行うことを考えると利用者IDを取得しておくのが現実的です。税理士の電子証明書と利用者IDは必要です。
まとめ
国税も地方税も電子申告・電子納税が可能になりました。税理士も積極的に、この制度を活用していければクライアントのバックオフィスの効率化につながると思います。
【編集後記】
ここ数日、朝の冷え込みが厳しいです。氷点下になるか、ならないかのギリギリ。
もう朝の散歩はギブアップしました。