退団まで75日

指導者の終焉 ― 17年という時間

私がサッカーの指導者を始めたのは2009年4月。前年に日本サッカー協会のC級ライセンスを取得し、そこから指導者としての道が始まりました。

実は、私の父も長年少年サッカーの指導者でした。幼少期の記憶を辿ると、父が指導に出ていた週末ばかりで、家族で出掛けた思い出は多くありません。

自分が大人になり、家族を持ったら同じ思いはさせない」――そう思っていたはずなのに、気が付けば父と同じ道を歩んでいました。ここに、抗えないDNAのようなものを感じずにはいられません。

感謝と別れ、すべては財産

指導者として過ごした17年は、決して平坦な道ではありませんでした。

勝てずに悔しい思いをした日もあれば、子どもたちの成長に胸が熱くなった瞬間も数え切れません。
かつて指導していた子どもたちと、大人になって酒を酌み交わしたこともあります。

昨年の夏前、チームスタッフには退団の意向を伝え、2月7日の臨時総会をもって正式に指導者を退くことになります。17年間サッカーに携われたこと、そのすべてが今の私を形作る大切な財産です。

週末の自由、そしてこれからの人生

4月以降、私の週末は自由になります。実に17年ぶりのことです。

あれもしたい、これもしたい、もっともっとしたい。ブルーハーツの歌のように、やりたいことが次々と浮かんできます。

人生100年時代、今がちょうど50歳の折り返し地点。

これまでサッカーに注いできた情熱を、これからは新しい挑戦へ。

これからの人生を、より楽しむために――私はまた一歩、前へ進みます。

【編集後記】

カフェ兼税理士事務所が当面の目標です

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