親の希望する子供の就職先1位は公務員

1位公務員 2位トヨタ自動車 3位ソニー

ちょっと古い記事だけど、親の希望する子供の就職先1位は公務員2位トヨタ自動車3位ソニーというのを見かけました。一方でキャリア官僚といわれる国家公務員では東大卒の希望者減少しているという記事もありました。

国家公務員をテーマにして記事は色々あって、どこのフォーカスするかで記事の見え方が大きく違って見えます。例えば親から見れば「安定収入」とか、東大卒から見たら「労働環境」とか、東大卒のキャリア官僚の希望者が減少しているらしいです。。私から見たら就職する国家公務員の職種にも影響すると思っています。

親の目線から見た国家公務員

倒産の危険性は0。給料は安定しているし福利厚生も安定、女性も安心して働ける環境。外から見たら残業なしの超ホワイト企業。これだけの条件が揃えば親が希望するのは当然です。

東大卒が見た国家公務員

最初に断っておきますが、私は東大卒ではありません。東大卒ではない人間が東大卒目線で何を書くんだと言われればその通りです。ですが、公務員時代の同僚が縁あって東大法学部に1年間研修に行っていた際に聞いた話です。もう10年以上の話なので現在の価値観とは違っているかもしれませんが、お許しください。

実は当時から東大生のキャリア官僚は不人気でした。理由は簡単、残業が多くそれに見合った報酬が得られない、民間企業の方が自分のスキルが活かせる、そんな話を聞きました。国会対応なんかする部署に配属されたら月の残業時間が100時間越えなんてざら。私自身は国税局で月残業時間が50時間を超えた時点で辛いと思っていました。

国家公務員なら一般職がおすすめ

私がおすすめするのは、国家公務員でも地方で勤務できる国家公務員一般職です。そして地方機関でしごとする。

給料体系は国家公務員だし、中央機関と違ってほとんと残業なし、いわゆる9時5時。残業手当はあてにならないけど、時間的余裕はある。それでも民間企業より給料は良いし、職場結婚すれば余裕でパワーカップルになれる。

定年まで勤めあげれば、それなりの退職金が支給されます。と良いことばかり。

安定を許容できれば最高の職場

こうやって良いことを書いていると何故、国家公務員を辞めたのか?ということになります。決して良いことばかりではないということです。

地方とは厳しい目に晒されますし、しがらみも多い、人間関係も難しいときもある。やりたいことができないし、アナログな世界で時代遅れの紙社会。新しいことにチャレンジすることは困難。この環境に耐えられるのであれば最高の職場です。

【編集後記】

もう絶対回収できないと思っていた税務調査の報酬が振り込まれていました。着手金は頂いていたので、まーそれだけでもと諦めていたけど、これで事務所のキャッシュフローが楽になりました。

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