昭和100年に考える「人生の後半戦」:税理士が描く100年時代のライフシフト
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昭和100年、私は「人生の折り返し地点」に立った
今年は昭和で換算すると「昭和100年」にあたる節目の年だそうです。昭和50年生まれの私にとって、今年はちょうど50歳。人生100年時代と言われる今、まさに「ハーフタイム」に到達したことになります。
税理士として、またAFPとして、多くのお客様のライフプランや資産形成に携わってきましたが、いざ自分のこととなると、感慨深いものがあります。「あと50年をどう生きるか」。これは単なる長生きの議論ではなく、いかに「自分らしく社会と繋がり続けるか」という、質の高い戦略が求められる時代だと痛感しています。
「全力投球」から「バトンタッチ」へ。65歳からの働き方
専門職である税理士には、幸いなことに定年がありません。しかし、いつまでも自分が主役で居続けることが正解とも思っていません。私の描くプランでは、全力で第一線を走るのは65歳まで。それ以降は、事務所の看板を若い世代へ引き継いでいくイメージを持っています。
若手の成長を後ろから支え、これまでの経験を還元しながら、自分は少し肩の荷を下ろして「細々と、でも確実に」社会に貢献する。現役時代の「フローの所得」から、知恵を切り売りする「ストックの所得」へ。そんな、グラデーションのような引退の形が、専門職にとっての理想的なライフシフトではないでしょうか。
セミリタイア後の夢は「税金相談ができるカフェのマスター」
65歳を過ぎ、無事にバトンタッチを終えた後の第二の人生。そこで私が密かに抱いている夢が「カフェのマスター」です。ただのカフェではありません。コーヒーの香りと共に、気軽に税金の悩みもこぼせる、そんな場所です。
人生100年時代、重要になるのは「資金」だけではありません。「健康」と、そして「孤独にならないための社会との繋がり」です。マスターとしてカウンターに立ち、誰かの役に立ちながら、適度な緊張感を持って日々を過ごす。 現在読み進めている『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』にも、こうした「変身資産」の重要性が説かれています。昭和100年というこの年に、皆さんも一度、自分だけの「後半戦のシナリオ」を描いてみてはいかがでしょうか。
【編集後記】
年の瀬、最後の最後に支部長に迷惑をかけてしまった。私のせいではないけどね。