手取り収入を増やそう!!

収入は増えていますか?

皆さん、収入は増えていますか?

昨年11月、厚生労働省が公表した「賃金引上げ等の実態に関する調査」の結果によると、1人あたりの平均賃金の引き上げ率が3.2%と、1999年以降で最も高い数値を記録したとありました。

ところが、「毎月勤労統計調査」(9月分確定値)によると「実質賃金」は18ヵ月連続で前年度比マイナスとなっているようです。簡単に説明すると平均賃金が3.2%上昇しても、それ以上に物価上昇が大きく、実質的に給与の価値が下がっているとい状況です。

物価が上昇しているなら、それを販売している企業の収入も増加している。であるならば、賃金も増加しそうなものと思いますが、悲しいかな現実的にはそうはなっていないということです。

サラリーマンは成す術がない

そして更に悲しいことにサラリーマンにとってこの実質賃金の低下に対して抵抗する術がないということです。給料は会社が決めるし、税金や社会保険料は問答無用に天引きされるし巷の市販本やSNSに流れてくる動画では、○○控除で節税しようとかほんの些細な金額しか手取り収入が増えないことをこれでもかと宣伝している始末です。

本当に勇気があれば、独立した方が手取り収入が増えるかもです。

オーナー社長はあの手この手で手取り収入を増やせるかも

サラリーマンと違いオーナー社長はあの手この手で手取り収入を増やせる可能性があります。なんだか不公平感を感じますが、安定の会社員でないことでかなりのデメリットを受け入れています。

良く手取り収入を増やす方法として紹介されるものを簡単に解説したいと思います。

出張手当で手取りを増やす・・・会社で旅費規程を定め、その定めに応じて旅費(出張手当)を支給する。この費用は会社の経費になるし、受領した本人は所得税の対象外なので手取り収入が増えます。ただし、手当は実費精算の概念なので金額が大きいと税務調査で否認されます。

社宅に住んで手取りを増やす・・・会社が住居用のアパートやマンションを賃貸で借り、代表者や従業員に賃貸で貸すことを指します。当然、代表者や従業員は無償で借りることはできませんが、市場の賃料より格安で借りることができ手取り収入が増えます。

役員報酬(月額)を低く抑え、役員賞与で差額分を受領し手取りを増やす・・・会社から賃金を受領する場合、社会保険料は切っても切り離せません。ですが、支給方法少し変えるだけで手取り収入が増える可能性があります。例えば年間840万円の役員報酬を次のとおり支給したとしましょう。

➀ 月額70万円 × 12月 =840万円
 社会保険料 1,217,232円
② 月額35万円 × 12月 = 420万円
  賞与 420万円
 社会保険料 1,036,062円
③ 月額20万円 × 12月 = 240万円
  賞与 600万円
 社会保険料 837,333円

➀と③では社会保険料に約38万円差が生じます、つまり38万円手取り収入が増えるということです。また社会保険料は会社と折半なので、会社の経費を38万円削減されることになります。

他にもたくさん方法あると思いますが、とりあえずメジャーな方法を紹介してみました。

まとめ

本当に勇気があるのならば、脱サラした方が手取り収入が増えると思います。私の場合は事実手取り収入が増えました、またクライアントの多くも増えていると思います。

【編集後記】

年明け早々郵便受けに年金事務所の調査案内が入っていました、しかも日付令和5年12月28日でした。最終日までお疲れ様です、でも招集日は予定が入ってるんですよ。

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