就職という選択肢に向き合うということ~大学2年生の姪と、50歳の私が考えた週末~

20歳で将来を決めるという重さ

週末、私の姪が家に来ました。姪は大学2年生。春から本格的に就職活動を意識し始める時期です。
税務職員とはどんな仕事なのか、税理士という資格はどんな生き方につながるのか。加えて、今年就職した私の娘から、リアルな就職活動の話を聞きたい、そんな目的での訪問でした。

成人式を迎えたばかりの20歳。あと2年で社会に出る準備を始めなければならない。
正直なところ、「この年齢で将来の仕事を決めるのは、なかなか厳しいな」と感じてしまいました。

私は今年で50歳。社会人として30年、税務の現場でさまざまな経験をしてきました。
だからこそ、伝えられることはあるはずだと思いながら話をしましたが、何も知らない学生に、自分の経験をうまく噛み砕いて伝えられたかどうかは、正直なところ不安が残ります。

自分の20歳の頃を振り返っても、適性や将来像なんて分かっていませんでした。
だからこそ、若いうちは一つの職種に固執せず、いろいろな仕事を経験するのも立派な選択肢だと思っています。
長い人生のうち、数年を「自分を知る時間」に使う。それは決して遠回りではないはずです。

税務職員という仕事の現実と魅力

話題の中心の一つが、税務職員という仕事でした。
安定性、福利厚生、身分の保障。これらについては、一般企業と比較しても群を抜いているのは間違いありません。

一方で、給与面については冷静に見ておく必要があります。
一般行政職よりはやや高めの給与設定ではあるものの、民間企業ほどの柔軟性はありません。
最近の初任給だけを見ると、民間企業の方が圧倒的に高いケースも多く、「税務署=給料が良い」というイメージだけで判断すると、少しズレが生じるかもしれません。
もちろん、そこには“罠”のような部分もありますが。

ただ、税務職員の大きな魅力は「仕事そのもの」だけでなく、その先にある選択肢の広さだと思っています。
税務の知識は、民間では確実に価値があります。
特に、税理士資格という明確なゴールが用意されている点は、大きな強みです。

人生100年時代に備える「資格」という武器

私自身、今まさに実感していることがあります。
人生100年時代と言われる中で、65歳を過ぎてからの金銭的リスクは、想像以上に大きいということです。

公的年金だけに頼るのは、正直なところ心許ない。
だからこそ、「自分自身で稼ぐ力」を持っておくことが重要だと感じています。

そのための手段の一つが「資格」です。
税務署に勤務し、実務経験を積みながら税理士資格を取得し、独立する。
これは今も昔も、非常に王道なキャリアパスだと思います。

他の一般行政職では、定年後の選択肢に不安が残るケースも少なくありません。
退職金があるから大丈夫、という考え方もありますが、それが本当に十分かどうかは、人それぞれです。

今回、姪や娘世代と話をして、改めて感じました。
今の若い人たちは、私たちの世代以上に、早い段階で重い選択を迫られています。
簡単ではない時代ですが、その分、選択肢も確実に増えています。

この週末は、そんなことを静かに考えさせられる時間でした。

【編集後記】

1月最終週、今週も全力で突っ走ります!!

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