境界確定とは？

境界とは、土地と土地の境目のこと、道路や土地の境目に境界標なるものが設置されています。これが一般的に土地の境目らしいです。

私の家の周りにももちろんあります。

実は、昨年の今頃、私の実家が所有する田んぼの隣地を所有者が売却することになりました。田んぼの四方にこの「境界標」が設置され隣地の所有者との間で境界の確認をする作業を行うことになったのですが、この「境界標」が公図とずれているという想定外の事実が発覚しました。もともとが田んぼであったことから大きな問題にならず、改めて境界確定を行ったということがあります。

つまり「境界確定」とは土地と土地の境目をはっきりさせる作業ということになるかと思います。私、税理士なのでものすごく簡単に書きますが「境界確定」はとても難しい問題だと思っています。

だって、隣人同士の境界に関する争いを解決する「境界確定訴訟」なんてのが普通にあるくらいですから。

市や県、国が絡むと時間がかかる

先日、とある不動産屋で話をしてアドバイスを頂いたのですが「境界確定」をした方が良いと。ところが当該物件は少し複雑で、３方は私有地で、前方が市なのか県なのか？国なのか。家の前には県の境界標と「国土交通省」と表記されている境界標？みたいなので埋まっていました。聞くところによると市の土地もあるとかないとか。

そして市や県、国が絡むと境界確定にとても時間を要するとのこと、不動産屋曰く３か月位かかるかもなんて言っていました。

少し話は戻りますが、当該物件、前方の歩道には境界標みたいなものがありましたが、隣接する私有地との境には「境界標」の設置が確認できませんでした。

ということで、現在、境界確定に向けて土地家屋調査士に見積りをお願いしている次第です。色んなHPで土地家屋調査士の費用相場を確認したのですが、100万円まではいかないと思うのですが、70とか80くらいは覚悟した方が良い感じです。

正直高いな～と思いますが、税理士報酬もそう思われてんだろうな～と思うとやむを得ない。

さて、いったいいくらの見積書が提示されるのか、乞うご期待です。

まとめ

贈与税に境界確定費用、家屋の解体費用etc。貯金が減っていく。。。