走行距離課税
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政府税制調査会
10月26日に開催された政府税制調査会での議論に「走行距離課税」なる税金について検討すべきとの声があったとYAHOO!ニュースの記事にありました。
詳細な課税の方法等については今後議論されると思うのですが、さすがにこれは無理じゃないですか?という感じです。今はまだ、考え方の1つとして提案されているだけですが。
自動車関連の税収が減少している
ここ15年で自動車関連の税収が1.7兆円減少しているとのことです。これは①エコカー減税による減収②燃費向上によりガソリン税の減収③若者の自動車離れによる減収などが原因にあるようです。
受益者負担という考え方
おそらく、自動車関連の税収が減少していることにより、道路整備に係る費用の捻出、EV車へのインフラ整備等の費用の捻出が厳しい状況ということで「走行距離課税」という課税方法が選択肢の1つとして提案されたのだと思います。
地方に住む人たちにとっては死活問題です。
例えば、我が家を例えると家族4人で所有する車は3台あります。私は自宅兼事務所ですので車の利用頻度は少ないですが、妻は通勤用に、子供は通学用に毎日のように車を利用しています。距離は短いですが、毎日利用することで年間では結構な距離になります。参考まで、私が税務署に勤務している頃は木曽税務署まで片道59㌔、諏訪税務署まで片道49㌔、大町税務署まで29㌔を車で通勤していました。
受益者負担という考え方で言えば、我々利用する側が負担するのは理解できるのですが、この時世更に負担が増えるのは正直厳しいです。
【編集後記】
本当にあった話。
昨日、インボイスセミナーの講師をしていた際、突然、私のApple WatchのSiriが反応して一言「よくわかりません」と。。。しっかりマイクに拾われ受講されている人たちに笑いが(^^♪
Siriにとってもインボイスは難しいようです。 誰か教えてあげてください。