課税・徴収漏れに関する情報の提供

膨大な量のタレコミ

国税庁のHPには「課税・徴収漏れに関する情報の提供」というページがあります。

簡単に書くと脱税の情報を集めているもので、これらの情報は国税当局で情報の関係部署で共有されていきます。私も何度も目にしましたが、結構な数の情報提供が寄せられています。

とは言え、寄せられた情報の全てが有益な情報かといえば、そうではないのが実情です。

では、どんな情報が多いのか?それは「妬み恨み」のような確度のない情報が多いです。「〇〇さんは正しく申告していない」とか「売上を誤魔化しているらしい」とか抽象的なタレコミがほとんど。極まれにおっ!!と思うような情報もありましたが。。。

すぐに税務調査は行われない

様々な情報が集められるますが、情報提供されたからといってすぐに税務調査が行われる訳ではありません。税務調査は色んな情報を収集したり申告書の内容を精査し総合的に判断して行われるものです。

でもね、情報提供後「なんで調査行かないんだ!」とお叱りの電話を受けることもあるんです。

あと難しいのは、情報提供された方を特定させないための準備も必要なんです。せっかく重要な情報を提供してくれたのに、情報提供者が特定されてしまっては困るか、だから税務調査においては事前の準備が重要なんです。

【編集後記】

先週は色々ありましたが、今週は通常通りです。

3月決算が終わったら、1日OFFがほしい税理士です。

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