課税・徴収漏れに関する情報の提供について
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課税・徴収漏れに関する情報の提供について
国税当局には多くの脱税情報が寄せられています。電話であったり手紙であったりメールであったりとその手段は様々です。
国税庁のHPではそのような情報をメールで受け付けるサイトがあります☟
興味がある人や実際に情報をお持ちの方は、こちらのサイトをクリックして情報提供をお願いします。
多くの情報が寄せられるが、精度の高い情報は少ない。
ホントに多くの情報が寄せられますが、そのうち当たりはほんの少しです。
なぜ、ほんの少ししか有益な情報がないのか?
情報の多くは嫉み、恨みだったり、対象者が曖昧で特定できないなどといった理由で活用できないのです。
例えば「どこどこに住んでいる○○が脱税している」という情報があったとします。
まずは人物、納税者の特定が必要になります。そして脱税しているだけでは、何ら情報に根拠がないのです。「火のない所に煙は立たぬ」ではないのですが、怪しいけれど・・・ちょっと。
情報の蓄積だけで終わってしまいます。
脱税の方法まで情報提供してくれると、もう感激です。
税務調査に行くと
長年、税務調査に携わったきましたが、多くの現場で「なぜ、家にくるんだ!もっと他に誤魔化しているところが、たくさんあるだろう!」と言われます。
情報提供の意味で、「では、その納税者を具体的に教えてください」とお願いすると誰も教えてくれません。
例え知っていたとしても、他所を売るような行為は誰もしませんね。
まとめ
正しく申告しているか否かを調べるのは税務署だけだけど、色んな人が適正申告をしているのか見ているということです。
決して、誰かに見られて困るような行為はしないことです。だって誤魔化しても、結局税務署にバレて高い税金を納めることになるのだから。