自宅兼事務所のメリット・デメリット
税理士事務所を開業して、もう少しで1年が経ちます。
振り返りの1つとして自宅兼事務所のメリット・デメリットについて、再考察してみたと思います。
目次
自宅兼事務所のメリット
- 通勤時間がない
- 初期投資が抑えられる
- 家賃が発生しない
1 通勤時間がない
公務員時代は普通に長時間の通勤がありました。
電車・バスで1時間30分。
車で片道60㎞。時間にして1時間30分。
通勤時間が無くなったことでできた時間、この時間を有活用できています。
2 初期投資が抑えられる
元々、仕事ができるように自分専用の書斎を作っていたので、机や椅子、通信環境
などは整っていたので初期投資を抑えることができました。
心機一転の独立でしたのでPCやプリンター、スキャナーなどは新規購入しましたが、
1から揃えるよりは抑えられています。
3 家賃が発生しない
安曇野市、松本市周辺で事務所を借りようとすれば、安くても8万円位。
年間で96万円。
この費用負担はかなり重い。
自宅兼事務所のデメリット
- 来客時の対応
- オンとオフのスイッチ
1 来客時の対応
開業当初はあまり気にならなかったのですが、徐々に来客数が増加してくると対応が
大変。
来客のたびにリビングの配置を替えてディスプレイをセットしたりと家族に迷惑をか
けています。
来客時には、お出掛けしてもらったりもしています。
基本、クライアント様の事務所に伺うかWebミーティングをと思っていたのですが、
思い通りにはなりませんでした。
2 オンとオフのスイッチ
スーツを着て、始業時間がくれば否応なしにスイッチが入ったサラーリマン時代と
は違い、自分自身でスイッチを入れる必要があること。
特に、仕事が少ないときは難しいミッションです。
まとめ
私にとって自宅兼事務所にしたことに全く後悔はなく、最善の選択でした。
金銭的にも初期投資や家賃の負担を低く抑えられていることを考えると、最善の選択。
これからの課題は来客時の対応。
クライアント様の印象もありますので、自宅の敷地内に面接ブースを建てて解決しようと思っています。
少し出費はかさみますが、おそらく1年分の家賃相当額で創業融資などをフル活用すればクリアできます。