育成年代の指導者は子供たちの手本であるべき
指導者を真似る
育成年代における指導者の役割は特に重要である。子供たちにとっては、ただサッカーを教える人というだけではなく身近な大人の一人であり、憧れの存在に近いものがあると思っています。故に、その大人の振る舞いがその後人生に大きな影響を与えると言っても過言ではないのです。
10数年前、縁あって私は日本サッカー協会のコーチングライセンスのC級を取得することができました。C級ライセンス取得にあたっては、サッカー以外の部分も多く学ぶ事が出来ました。
何が良いのは悪いのかの判断は人それぞれだと理解はしているつもりです。
ですが、サッカーを教える側の指導者が道具を雑に扱う、スパイクの踵を踏む、ボロボロのスパイクで指導する、耳に複数のピアスを装着してグランドで指導する等々、決して褒められるものではありません。
「育成年代の指導者は常に子供たちの手本であるべき」と私は思っています。
正直、何を考えてコーチングスタッフとして迎い入れているのか、彼に何を求め、そして彼が子供たちに何を与えることができるのか?たぶん何も考えていないと思う。
チームの代表としての素質が問われる、まあ、何度となく問うて考えが変わらないから優秀なスタッフが去っていく、私も去っていった1人なのだが。
私がチームを去ってから8年が経過したが、未だ現状は変わらず保護者からも非難の声が。チーム方針に異議があるのであればチームを変えればいいと言い放つチーム代表。
被害者はサッカーが大好きな子供たちであることに気が付かないのは悲劇。ほんと嫌になる。
でも、私にはそれを打破するだけの熱量を持ち合わせていない。
48年前、チームを立ち上げた2人が見たら泣くだろうな。2人のうち1人は昨年秋に他界してしまったが。もう1人は、私の父。幼き頃父から聞かされたチームビジョンとは大きくかけ離れてしまった。もうそんな話を父にするつもりはないが、何か悲しい。
【編集後記】
台風の影響が半端ない地域があるようです。被害が拡大しないように祈るばかりです。