税理士業務のヒヤリハット
今回は、書籍の紹介です。
「こんなところに落とし穴!税理士業務のヒヤリハット」
第2集もあります。
目次
ヒヤリハットとは?
ヒヤリ・ハットは、結果として事故などの危難に至らなかったものであるので、見過ごされてしまうことがある。
危難が発生した際には、その前に多くのヒヤリ・ハットが潜んでいるおそれがあるため、ヒヤリ・ハットの事例を収集・分析し危難を予防することが望まれる。
そこで、職場や作業現場などではあえて各個人が経験したヒヤリ・ハットの情報を公開し蓄積または共有することによって、危難の発生を未然に防止する活動が行われている。
いつものごとく、Wikipedia様からお知恵を拝借しました。
以前のブログ「正しいやり方でも、結果が1つでないこと。」でも書きましたが、Aを選択しても、Bを選択しても税法上は正しいということが起きるのです。
なぜ、ヒヤリハットが起こるのか?
原因はいくつか考えられます。
以下書籍のはしがきを紹介します。
「特に決算期・確定申告期においては張りつめた作業が続き、時として集中力が乱れることもあります。そんな時に起こり得るのが、先入観や思い込み、関与先とのコミュニケーションもよる税法の適用誤り等です。」
関与先とのコミュニケーションは大変重要です。
先日、新規のクライアント様の確定申告書を提出したのですが、税務署から誤りを指摘されてしまいました。
原因は、クライアント様とのコミュニケーション不足です。私がもう1歩踏み込んで確認すればと反省しています。
ヒヤリハットを防ぐためには。
まずは、クライアント様とのコミュニケーションは最も重要なことです。
そして、書籍には第1集、第2集それぞれ36のヒヤリハットのケースを紹介してあり、また、それに対する「ヒヤリ防止の処方箋!」として記載があります。
いろいろなケースが紹介さているので、勉強になります。
まとめ
士業は信用が大切です。
クライアント様とのコミュニケーションを大切にしたいと思います。
税理士業務だけではなく、全ての仕事でヒヤリハットを起こり得るものです。
皆さんも、1回業務の見直しをしてみてはどうでしょうか。
【編集後記】
教え子から久しぶりに連絡がありました。
コロナウィルスの影響で学校、部活がお休みで帰省しているとのこと。
来週、⚽しようって。
もちろんOKです。