税理士事務所のM&A・・・その2
目次
税理士事務所のM&Aのリスク
さて、税理士事務所のM&Aのリスクについて考えてみようと思います。あくまでも私個人的な考えですのでご理解のほどよろしくお願いします。
➀契約解除のリスク・・・属人的契約という言葉あるのか知りませんが、この税理士だから顧問契約を締結しているというケースです。つまり、M&Aにより元々いた税理士が業務から退いたと同時に顧問契約を解約されるリスクは潜んでいます。
そのまま勤務税理士として残ってもらうのも1つの方法なのかもしれません。
②従業員の辞職リスク・・・新しい雇用主の方針についていけないから事務所を辞職するというリスクがあります。長年、番頭格の従業員が仕切っていた事務所で新しい雇用主の方針についていけず、番頭格自らが新しい税理士を探してきたなんて話も聞いたことがあります。「やどかり」みたい。
利用する会計ソフトの変更や事務所の移転なども従業員の辞職を誘引するかもしれません。
既存の従業員の高齢化も問題になりそうです。
税理士事務所のM&Aにおいては、入念な準備が必要になりそうです。
税理士事務所のM&Aの相場
やっぱり気になるのはM&Aの相場です。ネットで調べた結果です。何が正解とかはないと思いますが参考に列挙します。
- 年間の顧問報酬
- 2~3年の営業利益
- 時価純資産方式
- DCF方式
年間の顧問報酬だと、投資金額を回収するの大変だな。収益構造の見直しをしないと。2~3年営業利益だと、、、同じか。買収費用は抑えたいな。
まずは、先方の直近3年間くらいの収支は確認したいですね。
まとめ
さてさて、今回のM&Aの話を簡単に書きました。全部、自分の頭の中を整理するためです。自分がどうしたいのか。うちのスタッフの意見も聞きたいし、資金繰りの問題もある。
でも、挑戦してみたい。なんか今年は新しいことがたくさん起きて、ずっとワクワクしています。
【編集後記】
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