税理士事務所の労働生産性

労働生産性とは?

労働生産性とは?

労働生産性とは、労働者1人当たりが生産できる成果の効率性を示す数値

さて、税理士事務所の労働生産性とはどのように計算するのでしょうか?

総務省統計局による「サービス産業動向調査」では、公認会計士事務所・税理士事務所における「1事業従事者あたり年間売上高」は9,011千円と公表されています。

労働時間がどの程度が分からないのですが、年間労働日数を255日(年間休日110日)を1日7時間労働と仮定したら1785時間。9,011千円を1785時間で乗じたら5,048円、つまり時給5000円位ということです。

実際にはもう少し労働時間が少ないのかも。。。

当事務所の場合は。。。

単純に比較はできないことは分かっているのですが、試しに当事務所がスタッフを1名雇用して増加した売上と労働時間数を検討してみました。

計算結果は時給4200円となりました。こうみると効率的な業務を目標にしている割には平均に届かないという結果になりました。原因は分かっています。固定給で支払っているものの直接クライアントとのやり取りをすることなく内部での業務に従事しているからだと思います。これが、私と同じように外回りをして売上が上がられると思うのですが。。。

平均に追いつくには売上が150万円足りません。ん-難しいな。

ちなみに私とスタッフの2名で考えると時給5490円でした。全体でみると平均以上かな。

将来的にはもう1人雇用を

将来的にはもう1人雇用する予定です。手取り25万円と設定すると額面で282千円、年間で約340万円。賞与を支給するともう少し増えるかな。

今のスタッフが年間1200時間設定であることを考えると年間売上は500万円位必要ということか?新規の法人クライアントを10件か。これは現実的な数字かな。担当10件なら余裕でできるでしょ。私みたいに0からスタートじゃないし、何とかなるでしょ。

今年はもう少し労働生産性を明確にしよう

今年は労働生産性を明確にしたいためキントーンによる労働時間管理を正確にやろとスタッフと話をしています。というのもfreee人事労務で管理している勤務時間と実際の労働時間(結構2人でサボっている時間がある)に差があるので、実労働時間と売上を比較して真の労働生産性を把握したいから。。。

【編集後記】

2月中旬なのに春の陽気です。40代後半の長野県民ならわかると思うのですが、私の年代の幼少期は1月末から2月初旬は寒中休みなるものがあり、この時期は一番寒い季節だったはず。温暖化恐るべしなのだが、極度の寒がりな私にとっては助かります。

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