税理士の年収はどのくらい?
税理士の年収って気になりませんか?
これから税理士になりたい人。
うちの顧問税理士は、どのくらい儲かっているのか?
お金の話は直球勝負で聞きづらいものです。
そこで、税理士の年収がどのくらいなのか?
ネット情報だけを拾い集めてみました。
目次
勤務税理士なのか?開業税理士なのか?
ネットで検索するとホントに色んなサイトというか記事がヒットします。
まず整理が必要なのは、勤務税理士と開業税理士です。
勤務税理士の収入は給料になりますので、「給料=年収」というイメージでOKです。
さて、開業税理士の場合はどうでしょうか?
年収=総収入?実際に税理士の手元に残るのは経費を引いた金額なので、年収で比較するよりは年収から経費を引いた「所得金額」で比較するべきだと思います。
勤務税理士の年収は?
会計事務所もBIG4と呼ばれる大手会計事務所に勤務する税理士から地方の小さな税理士事務所に勤務する税理士まで様々です。
政府の賃金構造基本統計調査(企業規模5人から9人)を参考にしました。
税理士(男)9,591,000円
税理士(女)5,715,000円
ネットで検索する一般的な税理士の平均年収より高めの結果で驚きです。
ちなみに統計上、税理士が登場したのH17年で税理士(男)が7,923,000円、税理士(女)が5,296,000円と男女共に年収が増加しているという結果でした。
と、書きたいところですが・・・実は。
H22と比較すると税理士(男)12,281,000円、税理士(女)5,565,000円と男性税理士の年収は減少傾向にあります。
この結果を会計業界でどう捉えるべきか悩みます。
開業税理士の年収は?
こちらについては、H25年のデータがあります。
開業税理士の平均年収は2,205万円、しかし年収500万円以下が約30%もあるとのこと。
これだけ見たら、勤務税理士の方が魅力的?
所得金額ベースでは744万円とありました。所得金額300万円以下が31%となんだかなーという結果がありました。
こちらについては、私のように税務署OBで開業間もない税理士や、若手の開業税理士も含まれているので、妥当な結果ではないかなと思います。
逆に億単位で稼いでいる開業税理士も多くいます。
羨ましい限りです。
まとめ
収入面だけを考えれば勤務税理士の方が魅力的?なのかな。
開業税理士には、勤務税理士にはない魅力がいっぱいあります。
クラアントの選択、スケジュール調整、オフィス機器の選択の自由等々、開業税理士には金銭には代えられない魅力があります。
考え方は色々ありますが、私は開業税理士で良かったと思います。
【編集後記】
ハンズフリーヘッドセットを購入しました。
これで車での移動中も電話対応ができます。