税理士の価格競争に巻き込まれないために・・・。
税理士に支払う報酬って、相場はどのくらいなのでしょうか?
初めて税理士に依頼する際に、絶対気になりますよね。
目次
税理士報酬の基本
税理士報酬については、次の3つが基本になります。
- 顧問報酬
- 申告代行
- 記帳代行
当事務所も基本は、この3つです。
顧問報酬、記帳代行は月額○○円、申告代行は年○○円。
顧問報酬、記帳代行は事業の規模などにより料金が増えていきます。
申告代行は法人税、消費税、償却資産の申告とそれぞれ発生します。
この他には年末調整や調査の立会なども別料金となります。
これが、税理士の料金体系の基本だと思います。
税理士報酬の価格破壊は起きているのか?
税理士報酬の価格破壊は起きている!!
税理士紹介サービス会社などを見ると「税理士報酬が○○%コストダウンに成功」などと書かれていたりします。
また、当事務所で見積書を提示しても「船着税理士事務所が一番高い!」と言われることもあります。
最安値の事務所と倍以上の価格差があるとか・・・(+_+)
税理士報酬の難しいところ
税理士報酬の難しいところは、税理士が提供するサービスの内容が明確ではないということ。
例えば、缶コーヒー。
同じ缶コーヒーでも、コンビニやスーパー、ディスカウントストアなどを比較して高い、安いと判断できます。
税理士が提供するサービスは缶コーヒーのように画一的ではないのです。
- 定期訪問回数
- 使用する会計ソフト
- コンサルタント
- 税理士のスキル
- などなど
それぞれの税理士事務所によって異なります。
税理士報酬が低くなれば、当然提供するサービスの内容、質も下がります。
事務所の差別化を図る
旧態依然の税理士事務所と同じでは、新規参入税理士、税務署OB税理士は生き残ることができません。
旧態依然の税理士事務所が悪いのではありません。
良いところも取り入れ、新しいことにチャレンジしていかないと生き残れないのです。
当事務所では、会計ソフトFreeeを利用し、また、他のアプリなどとAPI連携するなどしてバックオフィスの業務効率化のサポートを提供しています。
バックオフィスの業務を効率化することで生まれる時間を、経営者をサポートする時間にしていと思っています。
まとめ
税理士業務も付加価値がないと生きていけない業界です。
freeeの認定アドバイザー制度もリニューアルするようです。
Freeeを利用するだけでは差別化は図れなくなります。
クライアント様に何が提供できるのか?
日々、悩みます。
【編集後記】
昨日、freeeアドバイザー制度リニューアル説明会をオンラインで視聴しました。
概ね、リニューアルには賛同です。
freeeを利用したいユーザー様に対して、税理士のスキルが明示されるのは良いことだと思います。
認定アドバイザーに登録しているだけの税理士も・・・。