税理士のためのクラウド税務・会計・給与システムA-Saasを知っていますか?
「A-Saas」というクラウド会計を知っていますか?
実のところ、私も最近まで知りませんでした。
クラウド会計といえば「弥生会計 オンライン」「マネーフォワード クラウド」そして私が使っている「freee」の3択だと思っていました。
目次
A-Saasとは?
A-Saasとは Mikatus株式会社の開発・提供する税理士向けクラウド税務・会計・給与システムで、会社の設立は2009年6月となっているので、freeeやマネーフォワードより3年ほど設立が早いです。
元々は従来型の会計ソフトである「JDL」の社員の方が起業し、800人前後の税理士が賛同し出資された法人とのこと。
したがって、A-Saas自体は税理士事務所向けの会計ソフトといったところでしょう。
freee、マネーフォワードとは立ち位置が違います。
A-Saasの使いやすさは?
実際に契約をしているわけではないので細かい仕様まではわかりませんが、営業担当の方とZoomで打ち合わせして実際の画面を確認させてもらいました。
クラウド会計なので、第一印象としては使いやすさは良さそう。
仕訳が必要なので(税理士事務所向けなので当然)、freeeと違って最初は分かりやすいと思います。
所得税、法人税、消費税以外の税目などもすべて対応しているので安心感もあります。
ただ、他のアプリとの連携に関してはAPI連携ではなくCSVでのデータインポートを行う必要があり、他のクラウド会計に比べると弱さを感じました。
費用感は
税理士事務所の1IDで132,000円/年+顧問先100社まで264,000円/年=合計396,000円(税抜)
この他に顧問先が利用する場合は、顧問先が数千円/月の利用料の支払いが発生します。
費用感としては、今利用しているfreeeと大差ない感じがします。
freeeと比較してのメリット・デメリット
メリットは全ての税目に対応しているので安心感はあります。
freeeは対応していない税目もあるのでね。
デメリットは他のアプリとの連携が不安です。
freeeは多くのアプリとAPI連携が可能ですので、バックオフィスの効率化には最適です。
最大のデメリットは認知度でしょうか?
税理士業界にいても知らなかった・・・この事実は重いです。
既存のクライアントが多数あり今後A-Saasを導入していくなら問題ないと思われますが、私のように0からのスタートだと集客の面で不安を感じます。
まとめ
1時間ほどA-Saasの営業の方と打ち合わせをさせていただきました。
ソフトの話以外にも色んなお話ができ、有意義な時間でした。
先方は契約が取れないので、有意義ではなかったと思いますが・・・。
未来は何が起きるか分からないので、選択肢の1つには残しておこうと思います。
実は、A-Saasは唯一、freeeと連携していて会計データを引っ張てくることができるのです。
【編集後記】
年始の旅行の予約をしてきます。
もちろんGOTOtravelです。