税理士が「入門 資産承継対策」を読む
目次
国税OB税理士の知識の偏り
国税OB税理士の最大の欠点は知識の偏りです。23年国税の職場に勤務し、ある程度の試験に合格すれば税理士資格が取得することが可能です。そして私のように独立開業することができます。
が、しかし、全ての国税OB税理士がそうだとは言いませんが、知識が偏っていると思われます。私の場合には、多くの時間を法人税業務に従事していたことからある法人税についてはそれなりの知識を有していますが、資産税関係となると基礎部分しか理解していません。
一方、難関資格と言われる税理士資格を、多くの時間を割いて勉強し合格された税理士先生方は満遍なく学習されてきた訳で、正直勝てる気がしません。
インプット
確定申告も終わり1週間。少しづつ日常を取り戻しつつある?(確定申告ロス)ので、インプットの時間を意識的に作っています。
恥ずかしながら、まずは入門からです。
資産承継なので相続関係ということになります。なぜ入門編なのか?難しい言葉をあまり使われていないので、私自身も理解しやすいし、誰かに聞かれた際の説明にも役に立つかなーって、納税者の方もいきなり難しい専門用語を羅列されても分からないと思うから。
「資産移転対策」「資産評価対策」「遺産分割対策」「納税資金対策」
私の親戚や知人関係で所謂「資産家」と呼ばれるような人はいないのですが、長年国税の現場で仕事をしてきた経験から多くの人が税金対策、相続対策をしています。残された遺族が揉めないためにです。「争続」も沢山みてきましたが。。。
本には「資産移転対策」「資産評価対策」「遺産分割対策」「納税資金対策」の4つの整理し開設してあり、改めて「なるほど」と感じることが沢山ありました。
私の実家は資産家ではないのですが、両親が住む宅地と建物が、そして僅かながらの農地があります。また、高齢の叔母が住んでいた宅地と建物があります。相続税の基礎控除の範囲内なのですが、これらの財産を今後どうするのか?と不安になってしまいました。
まとめ
基本、資産税関係の仕事は受けないつもりです。報酬単価は良いと思いますがリスクが高すぎます。ですが、税理士としてはあれ程度の知識は必要なので、インプット大事です。
資産税できる税理士をヘッドハンティングしてくるって方法も有かな(‘ω’)
【編集後記】
「電力ひっ迫」中部電力は関係なかったのですが、やっぱりポータブル電源は必要なのではと、エアコンは無理だとしても冬場は「こたつ」夏場は「扇風機」くらいは使えるようになるでしょ。