無力感と憤り

目次
無力感
税理士になってから、違う。社会人になってから、こんなに自分が無力なのかと感じた日はない。手も足もでないというのはこういう事かと。
納税者の苦痛を和らげることが何1つできなかった。
憤り
たった1つの弱みにつけ込んで、納税者側の主張を全て排除し税務当局の言われるがままに事が進んでいく。
事実認定ってなに?課税要件ってなに?目先の増差所得のために何をやってもいいのか!と憤りしか感じません。
私自身が現職の頃に少なからず同様の事をしてきたのは否定しません。しかし、ここまで酷いのはしてきませんでした。
本当にこのような事が税務当局にとって良いことなのか。絶対に間違えていると思う。こんな事していれば、いつか中から足元をすくわれる事になると思うし、そうあってほしい。
日の丸という傘の下で。
税務職員が強気でいられるのは「日の丸」という傘の下で仕事をしているから。私はそれを理解した上で仕事をしてきました。日の丸の下から出た自分にどれだけの価値があるのか。自分の良心に従って使途をしてきました。
今日のような事が起きないように、日の丸の傘の下にいなくても公平に仕事ができるように。改めて誓う日になったと思います。
【編集後記】
ぎゃふん