毎年書いているような気がしますが、、、ノーベル賞と税金の話です。
目次
今年もノーベル賞のシーズンが来た!!
昨日、真鍋淑郎さん(90)がノーベル物理学賞を受賞したというニュースが駆け巡りました。受賞した研究の内容は地球の気候変動の、二酸化炭素が云々という素人には難しすぎて分かりませんが、とてもおめでたいことです。
ノーベル賞の賞金には税金がかかるの?
ノーベル賞の賞金は1,000万クローナ(約1億2,000万円 ※クローナはスウェーデンの通貨)のようです。この金額が高いのか、低いのかは別として賞金を受け取った受賞者の課税関係はどうなるのでしょうか?
ちなみに今回受賞された真鍋淑郎さんはアメリカ国籍を取得され、長年アメリカに居住されているようなので日本の税法の範囲外と想定されます。
ですので、これから書く内容は純粋に日本国内でのお話です。
結論から書くとノーベル賞の賞金は非課税です(※経済学賞は課税対象と思われます)。
非課税とする根拠を説明します、もう簡単です。所得税法第9条第1項第13号ホに「ノーベル基金からノーベル賞として交付される金品 」は非課税です!!って書いてあるからです。
先ほど経済学賞は別と書きましたが、経済学賞は正しくは「アルフレッド・ノーベル記念スウェーデン国立銀行経済学賞」というらしく、賞金もノーベル基金からではないということで課税です。
まとめ
今年も日本人のノーベル賞受賞のニュースを見て、日本の研究ってすごいなって思います。
地球温暖化により気候変動が著しい昨今、なんとか科学のチカラで解決してもらいたいものです。もちろん私たち一人ひとりが日々の生活で見直すべきところは見直すことは必要です。
【編集後記】
今日、乗鞍のクラインアント様のところにお出掛けします。ちょうど紅葉シーズンなので少し早めに行って観光できたらいいなと思っています。