政策活動費の闇 税金どうなる。。。

政策活動費とは

さて、最近というか、もう長年というか度々「政策活動費」のニュースを目にする機会が増えました。

自民党の二階俊博幹事長にいたっては2019年だけでその額は10億円を超える」なんて記事もちらほら。

そもそも政策活動費とは何なのか? よく分かりません。

でも、自民党を含む各政党から「政策活動費」として支給しているという事実、そして何に使っているのか分からないという、えらく納得いかない事実だけは分かっています。

一般企業に例えるなら、渡切交際費

政策活動費を一般企業に例えるなら、企業が社長に交際費として支給して、精算しない「渡切交際費」に当たると思われます。渡切交際費は税務上支給した役員や従業員に対する給与として課税されます。

それはそうですよ、何に使ってもいいんだから。

課税関係はどうなるの?

政策活動費を政治家が個人的に使っていれば所得税が課税されるべきだと個人的には思います。

ただ政党から政治家に支給した事実は確認できますが、その後政治家が何にそのお金を使ったのかが不明、これでは国税庁が掲げる「国税の適正かつ公平な賦課及び徴収の実現 」に反していることになります。

私自身国税に26年間勤務していましたが、政策活動費にフォーカスしたことは1度もありません。政治家案件なので末端の税務職員が携わることがないという現実もあります。

ひょっとしたら国税局や国税庁の一部の部署では把握しているのかもしれません。でも過去の1度も政策活動費絡みで課税されたという話を聞いたことがありません。

国税局にも5年勤務していましたが、私は聞いたことがありません。

税務の現場で政治家が出てくる場面は、地元名士の税務調査に関わる事案で国会議員の秘書が早期終了の陳情をしてきた。。。なんて話を聞いたことがありますが、私自身は経験ありません。

国民感情としては納得いかない

年間10億円支給されて、その使途は問われない。

元税務職員、税理士、一国民としては納得いかないです。多くの国民が同じように思っているはずです。

綺麗ごとばかりでは政治はできないのかもしれませんが、納得できませんね。

まとめ

いつか綺麗な選挙と綺麗な政治なればいいと思います。

【編集後記】

2回目のコロナワクチン接種をしてから8日経過しましたが、今更、注射した周辺が赤く腫れてきました。これ副反応なのか?今更、どゆこと?

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