当事務所の経営分析をしてみた。。。
目次
経営分析
経営分析と言えば「収益性分析」「生産性分析」「安全性分析」「成長性分析」などが上げられます。これらの分析をさらに細かく「売上高利益率」「資本回転率」「労働生産性」「付加価値率」「流動比率」「固定比率」などなど様々な指標を用いて分析していきます。
これらの数字を見ながら、同業他社と比較したり、前年同期と比較したりして経営課題を抽出して改善していくことになるのですが、これが難しいのです。
試しに弊所の分析をしてみたのですが、ホントにこれで正しい数字が導き出せているのか?また求めて出た数字が同業他社と比較しようと思っても、同業他社の数字が分からないなど。
税理士の中には「不動産賃貸に特化」「医療法人に特化」「ECサイトに特化」など独自の路線で活躍されている方がいらっしゃいます。こういう方々は、それぞれの業種に特化しているので比較対象の数字をしっからと把握して課題に取り組んでいるのだと思われます。
一方、弊所にように基本、なんでもOKみたいな事務所はベースになるものが無いのです。
売上高利益率
例えば弊所の売上高利益率は60%~70%の間で推移しています。弊所のように一人税理士と多くの社員を抱える税理士事務所とは比較にはなりません。
では、売上規模で比較するのか?人数で比較するのか?業種で比較するのか?悩みどころです。
Bixidの強み弱み診断を活用してみる。
Bixidには強み弱み診断というものがあり、ざっくりとしてライバルとの比較ができます。売上規模、人数、業種に絞って比較することができ点数で表示してくれます。
また、点数の内訳を紐解くと各経営分析指標が表示されます。
100%数字が正しいかといえば、100%信用できるものではないのですが、ツールとしては良いものだと思います。
結果は。。。
Bixidで診断した結果は、上の図のとおりで6段階評価(5段階評価ではないのが不思議)の4.7でした。借入が少なく流動資産ばかりであること、経費が少ないことからの結果だと思います。
経費が少ないのは、家賃、人件費が無いことが一番の要因です。
まとめ
弊所の経営分析をしてみましたが、まだまだ改善の余地はありそうです。一番手っ取り早いのはクライアント数を増やし売上を上げる事。これにつきます。
【編集後記】
資源の集中。