延滞税は利率が高い
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延滞税の利率は高い!!
税金を期限までに納付しないと納期限から納付日までの利息に相当する延滞税かかかります。
この延滞税、意外と利率が高いことをご存知ですか?
延滞税の利率は?
延滞の税の利率は法律で決まっています。
納期限までの期間及び納期限の翌日から2月を経過する日までの期間については、年「7.3%」と「延滞税特例基準割合+1%」のいずれか低い割合を適用することとなります。
納期限の翌日から2月を経過する日の翌日以後については、年「14.6%」と「延滞税特例基準割合+7.3%」のいずれか低い割合を適用することとなります。
つまり年度により若干利率に違いがあるのですが、令和3年の場合は前者が2.5%、後者が8.8%とかなり高めに設定されています。
除斥期間があります。
細かい説明は国税庁のHPで確認してもらうこととして、ざっくりと説明すると除斥期間とは延滞税か課税されない期間のことを指し、通常1年を超える期間は除斥期間として延滞税が課税されません。
ところが、仮に、税務調査等で重加算税対象となるような本税の納付がある場合、その本税額に係る延滞税には除斥期間というものがありません。つまり、当初申告の納期限から延々と8%近くの延滞税か課税されるのです。
利率8%なんて😭
例えば7年間の申告で納税額を100万円分誤魔化して、重加算税対象だと仮定しましょう。ざっくりと加算税が35万円、延滞税が21万円くらいですかね。
100万円税金を誤魔化して罰金が56万円。。。誤魔化しても割が合わないですね。
延滞税を考えただけでも、税金を誤魔化してバレた時の追徴税額がいかに重たいかよく分かります。
まとめ
いつも思うのですが、実は正しく申告して納税することが1番の節税ではないでしょうか?
【編集後記】
今日の税務調査の論点は、事業所得か雑所得でした。