国家公務員の業務見直しについて
河野太郎行国家公務員制度担当大臣のHPで令和3年7月9日付で「国家公務員の業務見直しについて」という文章が掲示されていました。
項目は次の4つ。
- 超勤手当支払いの次は仕事の見直し
- ルーティン化した仕事の見直しは案外難しい
- 管理職と部下の率直な話し合いを。小さな見直しからでよい。
- 内閣官房、内閣人事局によるサポート
細かい内容は大臣にHPで確認してください。
この文章で気になっとフレーズが1つ。
「アリバイつくりのためのペーパーワーク」
この言葉はグサッと刺さるものがありました。
公務員なので民間と違い生産性とか効率性とか基本考えていません。また、公務員であるが故に上部の組織からの指示に従う必要があります。
でも実際には「うちはやってますよ」的な会議が多くて、結果的にどうなんだろう?と疑問に思う事が多々ありました。
でも、今思えば無駄な報告事務を削減しようと一律〇〇%削減なんてこともありました。
当時、国税局に勤務していた際の話で、細かく書くと怒られそうなので書きませんが「こんな会議無駄だ!やっても意味がない。」(実際にはもっとオブラートに包んだ文章でした)とA4の紙に整理して上司に提出したことがあります。
結果は、何も変えられませんでした。おそらく今も続いているのだと思います。
でも、変わっていたら嬉しいな。
話は変わりますが、最近、国家公務員を希望する人が減少しているようです。
税務の職場でも同様の現象が起きています。やっぱりやりがいがあって魅力的な職場でないと良い人材が集まりません。
決して仕事を楽にするという意味ではなく、大変なんだけど職員1人1人が高いモチベーションを維持できるような、そんな職場であってほしいと願います。
【編集後記】
最終的には反乱軍として組織を出た税理士の独り言でした。