印紙税の一括納付って何?


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時代遅れの印紙税のお話です。
意外と知らない印紙税。
印紙税の課税文書の1つに「預金通帳(18号文書)」があります。
預金通帳に対し1年ごと200円の収入印紙の貼付が必要なんです!!
えっ!て思う方がいるかもしれませんが、事実です。
各銀行での口座数が何口座あるのか分かりませんが、仮に10万口座あったら・・・
10万×200円=20,000,000円・・・2千万円ですよ。
最近は通帳なしの口座も多くなったので一概に口座数で計算するのは乱暴な気もしますが、銀行にとってはたまりません。
印紙税馬鹿にはできません。
通帳に印紙貼ってあるの見たことないけど。
私も通帳に印紙が貼られているのを見たことは1度もありません。
では、どうやっているのか?
実は印紙を貼ることに代えて毎年4月1日現在の預貯金通帳等の口座数によって、金銭で一括して納付することができるのです。
これを「印紙税の一括納付」と言われる制度です。
なんだか古めかしい租税で時代錯誤な感じがします。
まとめ
マニアックですね。税務職員でも知らない人多いと思います。
金融機関の本店がある税務署のみの業務ですから、大都会か県庁所在地の税務署で尚且つ印紙税の担当をしないと触らない業務です。
私、やりました。
一般の納税者も税理士も全く関係のない話なんですけどね。
まあ、こんな税金もあるんだといううんちくです。
【編集後記】
今日から、なんだか騒がしくも楽しい日々が始まりそうです(^^♪