公立中学校の運動部活動、地域移行を提言…3年かけ休日から
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公立中学校の運動部活動、地域移行を提言…3年かけ休日から
最近、「公立中学校の運動部活動、地域移行を提言…3年かけ休日から」という記事を良く目にします。クリアすべき課題は多々ありますが、地域移行について賛成します。
事実、私が携わっているチームというか、部活動は限りなく地域移行しています。ただ、全く問題がないかと言えばそうでもなく、毎年毎年違った問題が発生するし、これからも同様の問題が発生することは間違いないと思います。声を小さくして言えば保護者対応の部分です。
さて、もう1つの大きな問題は、地域移行した際の指導者の問題です。幸いにして私の携わるチームは私を含めボランティアの指導者が5名います。報酬は一切ありません。それぞれ仕事があるし家庭もあるのでお互いが調整しながら指導にあたる感じになります。
では他のスポーツはどうなのか?おそらく指導者を確保するということが1番の問題ではないかと思います。保護者の方がそのスポーツの経験者であり指導する。。という話はよく聞きます。ですが、子供が学校を卒業するとともに、その親も指導者という立場から離れていくことが多いのではないでしょうか?
それはそうですよね。自分の子供が高校に行ったら、そちらを応援したくなりますよね。うんうん。その気持ちわかる。
課題は解決するしかない。
あれもダメこれもダメでは前に進みません。国が旗を振ったのだから、ある程度の報酬を支払うことで人材を確保することも考えるべきです。
そもそもが学校の先生の負担を減らすという大義名分があるのだから、地域指導者の善意にすがるのは良くないと思います。
保護者の負担も増えるでしょう。道具の問題や場所、責任の所在、1つ1つ課題をクリアしていかないとです。
私はサッカーの現状、しかも長野県の中信地区しかわからないですが、中学年代は多くのクラブチームがあり、部活以外でサッカーをする子が増えています。以前は中体連に合同チーム(部員が少なくて2校で1チーム)で参加なんてなかったけど、最近は増えてきました。
子供の数が減少したのか?サッカーをする子が減少したのか?それともクラブチームに行く子が増えたのか要因はわかりませんが、サッカーに限って話をすれば部活以外に受け皿はたくさんあるということです。
まとめ
学校の先生の負担が少しでも軽くなりますように。
【編集後記】
今日という日が終わる数分前にブログを更新するという堕落した土曜日でした。