会計ソフトでfreeeを選んだ4つの理由
税理士事務所における会計ソフトは最重要アイテムです。それ故に最初にどのソフトを採用するのかで事務所の戦略が変わってくると言っても過言ではありません。
私は最終的に「freee」を選択しました。
私が「freee」を選んだ4つの理由をまとめてみました。
- 簿記の知識がなくても簡単に始められること
- 「自動で経理」が進んでいる
- レポートが充実していること
- freeeに可能性を感じること
目次
簿記の知識がなくても簡単に始められること
簿記の知識がないと経理はできないのか?答えはNOです。あった方がいいと思いますが無くても経理はできます。簿記1級とか簿記2級とか資格としては優秀ですが、現場で必要ないものもあります。
freeeでは、そんな簿記の知識がなくても簡単に始めらるから。
逆にいうと、税理士なんか必要ないのかもしれません。
私はひとり税理士ですので、クライアントはフリーランスやひとり社長、中小企業を想定しています。そんなクライアントにfreeeは最適であると。
「自動で経理」が進んでいる
銀行口座・クレジットカード、電子マネーなど同期することで、自動で明細を取り込み記帳までしてくれること。さらに、AIが学習して仕訳作業もしてくれること。最初の数か月の入力の事務がありますが、ルーティンである取引先などは自動で登録することもできます。
ますます税理士が必要なくなる。困る。
また、アプリでレシートを読み込み、freeeと連携することもできます。
利用するコースにもよりますが、売上・仕入の債権債務の管理もfreeeが自動で行うこともできます。
フリーランスやひとり社長、中小企業でのバックオフィスの効率化にはfreeeが最適であること。
バックオフィスの効率化を実現し、空いた時間を本来の業務に費やした方がより収益力の向上が図られます。
レポートが充実していること
従来の会計事務所の月1でクライアントに訪問し資料を整理し会計ソフトに入力し月次帳票をクライアントに還元するという方法。どうしてもタイムラグが生じていしまいます。
今の経営状況を判断するには、タイムリーなレポートが必要です。極論を言えば、月末で締めて翌月1日は最新のレポートの作成できるということです。
freeeでは、自動で経理等を行いますので、日々最新の情報が会計ソフトに蓄積されていきます。
月次等で細部のチェックは税理士行うとしても、大まかな数字は常に最新のレポートに反映されます。経営者が経営判断するのに1円まで正確な必要ありません。決算では1円まで合わせなければなりませんが。
freeeでは様々なレポートがタイムリーで確認でき、税理士と共有できるということ。
freeeに可能性を感じること
freeeに決めるまでに幾つかの会計ソフトの担当者様とお話をさせていただきました。
それぞれ、特徴があり素晴らしいソフトであることは疑いの余地はありません。
ただ、漠然としていますが「freeeに可能性を感じる」ことができました。
freeeという会社、freeeのソフトはもちろんのこと、私の支援をしてくださるfreeeのスタッフの方々、何か私を次のステージに成長させてくれるのではないかと・・・勝手に思い込み始めてfreeeに決定しなのかもしれません。
freeeで最初に面接してくださった担当者様のメールで「 長野でfreeeの税理士といえば船着さんのお名前があがるように」という言葉は、グッと刺さりました。
まとめ
まだまだfreeeを触り始めて1か月。freeeのシステムを理解し自信を持ってクライアントに説明できるようになりたいと思う今日この頃です。