令和元年税制改正大綱発表される!!
目次
令和3年度税制改正大綱発表される!!
令和2年12月10日に自由民主党及び公明党による令和3年度税制改正大綱が発表されました。
細かい内容については「令和3年度税制改正大綱」 から確認してくださいね。
令和3年度税制改正の基本的考え方
気になったフレーズは「コロナ」「DX」「クラウド会計」の3つです。
「ウィズコロナ・ポストコロナの新しい社会をつくり、改めてデフレ脱却と経済再生を確かなものとしていく必要がある 」
ウィズコロナ・ポストコロナの新たな日常に対応した事業再構築を早急に進めていくためには、デジタル技術を活用した企業変革(DX)が重要であるが、これを企業ごとのレガシーシステムの温存・拡大につながらない形で進める必要がある
「国民の利便性や生産性向上の観点から、わが国社会のデジタルトランスフォーメーション(DX)の取組みを強力に推進すること 」
経済の持続的成長のためには、DXによる企業変革が重要となっていることを踏まえ、新規ビジネスの構築等に関する計画に基づく、接続性・クラウドの利用・レガシーシステムからの脱却・サイバーセキュリティーといった点が確保された事業変革デジタル投資を促進する税制を創設する。
「昨今のクラウド会計ソフトの普及等も踏まえた、適正な記帳の確保に向けた方策を検討していく」
経済社会のデジタル化を踏まえ、経理の電子化による生産性の向上、テレワークの推進、クラウド会計ソフト等の活用による記帳水準の向上に資するため、国税関係帳簿書類を電子的に保存する際の手続きを抜本的に見直す。
国税組織はDXやクラウド会計に対応できるのか?
ブログやSNS上で多くの税理士がこの税制改正大綱について解説をしたり、コメントを残しております。
という事で違う角度からの心配を一言。
DXやクラウド会計については、民間企業が100歩?1000歩?くらい国税組織の前を進んでいます。
これらの改正に国税側がどこまで対応できるか心配、去年の7月まで国税の中にいた人間のとしては本当に心配です。
基本、多くの職員はアナログ人間なのでDX?クラウド会計?って何?という感じになると思います。
地方に行けば行くほどマネーフォワード?freee?A-SaaS?は顕著に現れます。
税務調査では全く関係ないけど、会計ソフトはfreeeですって言われて?が3つくらい出そう(^^♪
まとめ
とにかく税制改正大綱にDXやクラウド会計というフレーズが出てきたことに驚き。
今から税制改正の内容が楽しみです。
【編集後記】
今日の午後はスポットのお客様と打ち合わせがあります。
新規のお客様とお会するのは緊張と楽しみが半々です。