ローカルベンチマークを活用しよう!


ローカルベンチマークをご存知でしょうか?
通称「ロカベン」
目次
ローカルベンチマークとは?
ローカルベンチマークとは、 企業の経営状態の把握、いわゆる「健康診断」を行うツール(道具)として、企業の経営者等や金融機関・支援機関等が、企業の状態を把握し、双方が同じ目線で対話を行うための基本的な枠組みであり、事業性評価の「入口」として活用されるものです。
「財務情報」(6つの指標)と「非財務情報」(4つの視点)に関する各データを入力することにより、企業の経営状態を把握することで経営状態の変化に早めに気付き、早期の対話や支援につなげようとするものです。
6つの指標と4つの視点
6つの指標
- 売上高増加率(売上持続性)
- 営業利益率(収益性)
- 労働生産性(生産性)
- EBITDA有利子負債倍率(健全性)
- 営業運転資本回転期間(効率性)
- 自己資本比率(安全性)
4つの視点
- 経営者の着目
- 関係者への着目
- 事業への着目
- 内部管理体制への着目
なぜ、今、ロカベンなのか?
ローカルベンチマークは「事業性評価」の入り口です。
事業性評価とは「 財務データや担保・保証に必要以上に依存することなく、取引先企業の事業内容や成長可能性などを適切に評価して行う融資」のことです。
現在の中小企業の多くは「事業性評価」よりも「経営者保証」に頼っています。
経営者保証の何が悪いのか?
経営者保証は、会社の借入金が返済できないとき、社長個人の財産で返済するということです。
お金を借りたのだから当然。
しかし、これでは事業を承継する後継者は嫌がります。
経営者保証ではなく、事業性評価を行うことが健全な企業、スムーズな事業承継が可能になるのです。
まとめ
会社が病気になる前に。
経済産業省のHPのリンクを貼っておきますので参考にしてください。
【編集後記】
特別定額給付金。
安曇野市のオンライン申請が5月7日から受付開始になりましたので、早速、申請してみました。
マイナンバーカードやカードリーダライタもありましたので、スムーズに申請できました。
正味15分くらいだった思います。