freee-MCPの次はAgent Hub。進化が早すぎるという話。
2026年3月にfreee-MCPがリリースされて、「これは何ができるんだ?」と触り始めた矢先。
昨日、さらにfreee Agent Hubがリリースされました。
正直な感想はひとつ。

「いや、早すぎるでしょ。笑」
やっとMCPがfreee会計とつながって、「これから色々試していこうかな」というタイミングで次の一手。
ただ、このスピード感こそが、今の会計業界の変化を象徴している気もしていますが、アナログなおっさんには習熟が追い付きません😭
目次
“つなぐ”から“動かす”へ。
これまでのfreee会計の進化は、「いかに効率よくデータをつなぐか」でした。
API連携や自動取得など、かなり便利にはなりましたが、どこか“人が操作する前提”は残っていました。
今回のfreee-MCP、そしてAgent Hubの流れを見ると、
「つながったデータを、どう動かすか」
ここにステージが移ってきている気がします。
つまり、
・データ取得 → 自動
・処理 → 半自動 or 自動
・判断 → 人間
この構造がより明確になってきた印象です。
うちの事務所でも、これまでGASやスプレッドシートで頑張っていた部分が、もしかすると根本から置き換わる可能性があります。
税理士事務所の“価値の出し方”が変わる
こうなると、単純な効率化の話では終わりません。
重要なのは、「何ができるか」ではなく「何をやるか」になってきます。
例えば、
・入力代行中心の業務
・定型的なチェック作業
このあたりは、どんどん自動化されていくはずです。
一方で、
・経営判断のサポート
・資金繰りや意思決定のアドバイス
こういった領域の価値は、むしろ上がる。
つまり、“作業屋”から“判断支援業”へシフトできるかどうか
これが問われている気がします。
freee-MCPもAgent Hubも、その流れを後押しするツールでしかない。使いこなせるかどうかで、事務所の方向性そのものが変わりそうです。
“分からないまま触っている人”が勝つのか?
現時点での正直な状況は、・MCP → 触り始めたばかり・Agent Hub → さらにその先で未知数です。
でも、これでいいと思っています。むしろ今は、「分かっている人」より「触っている人」の方が強いフェーズ。
・小さく試す
・業務に当てはめてみる
・失敗する
・また試す
これを回しているうちに、気づいたらノウハウになっているはずです。
税理士業界はどうしても慎重になりがちですが、この変化のスピードを見ると、“様子見”のリスクも大きい。
うちの事務所の可能性は、むしろ広がっている
freee-MCPに続いてAgent Hub。正直、追いつくのは大変です。でも見方を変えると、「できることが一気に増えている」状態でもあります。
・業務の自動化
・サービスの高度化
・新しい価値提供
どれも、これまでより一段上のレベルで実現できる可能性がある。
だからこそ今は、完璧に理解するよりも、とりあえず触る。試す。考える。
この繰り返しでいこうと思います。
半年後、「結局こう使ってます」と言える状態になっていれば、それが一番の成果かもしれません。
【編集後記】
freeeが原点回帰か?認定アドバイザーにちゃんと担当が付いた。
freee-MCPがやってきた。けど、正直まだ“正体不明”

2026年3月にリリースされたfreee-MCP。名前からして「なんかすごそう」感はあるんですが、
正直に言います。まだよく分かってません。
うちの事務所でも、つい最近やっとfreee会計と連携できたところで、「で、これ何ができるの?」というのがリアルな状況です。
でも、この“よく分からなさ”って、実はけっこう大事な気がしています。
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とりあえず感じてるのは「つながり方が変わりそう」
これまでって、
・GASでデータ引っ張って
・スプレッドシートで加工して
・なんとか整える
みたいな、“頑張ってつなぐ”感じだったじゃないですか。
それがfreee-MCPだと、「最初からつながる前提」っぽい世界に変わりそうな気がしてます。
まだ触り始めなんで確信はないですが、ここが一番デカい変化になりそうな予感。
AIどうこうより、「仕事のやり方」が変わるやつ
よくある「AIで仕事がなくなる論」ありますけど、あれはちょっと違うかなと。なくなるというより、
仕事の“やり方”が変わるやつ。
例えば、
・記帳 → ほぼ自動
・チェック → 例外だけ見る
・面談 → 判断・提案メイン
この流れはもう来てるんですが、freee-MCPでさらに加速しそう。
ただし問題は、「じゃあ具体的にどう使うの?」がまだ分からないこと。
この“よく分からない時期”が一番おもしろい
今の感想まとめると、・便利そう・でも使い道はまだ見えてないです。
ただ、この状態って実はチャンスで、
・誰も正解を知らない
・試した人がそのままノウハウになる
・気づいたら差がつく
こういうフェーズなんですよね。
税理士業界ってわりと慎重なんで、逆にここで動けるかどうかはデカい気がしてます。
とりあえず触るしかない
今のところの結論はシンプルで、「考えても分からないから、とりあえず触る」
これに尽きます。
・小さく試す
・業務に当てはめてみる
・ダメならやめる
これを回していくしかないかなと。
たぶん半年後には、「結局こう使ってます」って話ができるはず。
それまではしばらく、“よく分からないけど触ってる人”でいこうと思います。
【編集後記】
でもって、結局、Claudeの有料プランが必要なのかと思うと、コスパを考えてしまう自分がいます。
年2回の定期健診に行ってきたという話
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年2回の「変わらない安心」
今日は、年に2回の大学病院での定期健診の日でした。
もともと持病があるため通っているのですが、今回も結果は「良くも悪くもなく現状維持」。採血、エコー、そして診察まで一通り終えたものの、医師との会話は「お変わりないですか?」「検査結果も問題なさそうですね。それでは次回の日程を決めましょうか」と、わずか数分で終了。
人によっては「これが診察なのか」と思うかもしれません。ただ、私にとってはこの“何も起きない時間”こそが、何よりの安心材料です。
長い待ち時間と短い診察時間、そのギャップすらも「問題がない証拠」と感じられるようになりました。
半世紀近く通うということ
思い返せば、幼少期から体が強い方ではなく、大学病院に通う生活は大げさではなく半世紀近く続いています。
子どもの頃は「なぜ自分だけ」と思ったこともありましたが、今となってはこの習慣があるからこそ、今の健康状態が保たれているのだと感じています。とある人に言わせると「病い上手の死に下手」というらしいです(^^♪
医療の進歩や制度、そして日々診てくれる医療従事者の存在に支えられているという実感もあります。同時に、限りある社会保障の中で医療サービスを受けているという意識も自然と芽生えました。
自分の体を守ることはもちろんですが、その背景にある仕組みにも目を向けるようになったのは、長く通ってきたからこそだと思います。
「当たり前」を守るという価値
確定申告が終わり、ほっと一息ついたタイミングで体調を崩したことがありました。
そのときに強く感じたのが、「健康でいられることは当たり前ではない」という事実です。
忙しさの中ではつい後回しにしがちな体調管理ですが、一度崩れると仕事も生活も一気にバランスを失います。だからこそ、こうした定期健診の時間は、自分の状態を確認するだけでなく、「今の生活を維持できていること」への感謝を思い出させてくれる機会でもあります。
診察が短いこと、変化がないこと、それ自体が価値。派手さはなくても、静かに続いていく日常こそが、何よりも大切なのだと改めて感じた一日でした。
【編集後記】
今年はゆっくり桜🌸の花を見る時間がありませんでした。
偶然なのか必然なのか?
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なぜか「重なる日」は存在する
偶然なのか、それとも必然なのか。
仕事をしていると、ふと不思議に思う瞬間があります。普段は分散しているはずの出来事が、なぜか同じタイミングで一気に押し寄せてくる。そんな経験、ありませんか?
例えば税務署時代。来署される方は日によってバラバラなのに、なぜかある日のある時間帯だけ、窓口が急に混み出す。「これ、どこかで打ち合わせしてから来てるのでは?」と本気で疑いたくなるレベルです。
もちろんそんなはずはないのですが、あまりにもタイミングが揃いすぎていて、不思議としか言いようがない。静かな時間と、急に忙しくなる時間。その落差が大きいほど、「重なる日」の存在を強く意識させられた記憶があります。
最近もやっぱり「重なる」
最近もその現象を強く感じています。
例えば税務調査。今年の2月、確定申告前の忙しい時期に限って重なる。そして不思議なのが、その後の動きです。何週間も音沙汰がなかったのに、なぜか同じ日に複数の案件から一斉に連絡が来る。「いやいや、昨日でもよかったよね?」と思わずツッコミたくなる展開。
さらに新規問い合わせでも同じことが起きました。
ありがたいことにご契約いただけた案件があった一方で、まったく同じ日に、しかも同じ決算月のお客様から問い合わせ。タイミングさえ違えば対応できたかもしれないのに、弱小事務所で複数の新規案件はどうしてもリソース的に難しく、お断りせざるを得ませんでした。
半年前なら受けられたかもしれない。それなのに、なぜ「今日」なのか。そして、なぜ「同じ決算期」なのか。こうなると、もう笑うしかありません。
これは法則なのか、ただの偶然か
こういう現象って、何か名前がついていそうですよね。「〇〇の法則」みたいな。
実際には心理的な要因や業務の周期性が影響しているのかもしれませんが、体感としてはどう考えても“重なる”んです。
ただ最近は、この不思議なタイミングも含めて「仕事の流れ」なんだろうなと思うようになりました。忙しさが一気に来る日もあれば、驚くほど静かな日もある。その波の中で、自分がどう対応していくかが大事なのかもしれません。私は静かな日が大好きです(^^♪
むしろ、「今日は重なる日だな」と思えたら、少し気持ちが楽になる気もします。コントロールできないものに抗うより、受け入れてしまった方が楽。とはいえ、できれば問い合わせは分散してほしいし、連絡もバラけてほしいのが本音ですが(笑)。
それでもまた、どこかで同じような「不思議な一日」がやってくるのでしょう。そう思うと、少しだけこの現象も楽しめる気がしています。
【編集後記】
現状、新規を請けるか否かはスタッフとの相談で決めいています。だってお互い静かな日が好きだからね(^^♪
今年の目標は「100切り」⛳

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今年の目標は「100切り」。現実とのギャップに直面
今年の目標のひとつとして掲げた「ゴルフでスコア100を切る」というチャレンジ。
しかし先日、同業者とのラウンドで現実の厳しさを痛感しました。結果は散々で、このままでは年内達成は難しいのではないかと不安になるほどの内容でした。
4月から普段利用している練習場には「トラックマン」が導入され、飛距離や弾道が数値で可視化される環境が整いました。にもかかわらず、実際のショットは右へ左へとブレ、ダフリやトップも頻発。どれだけ機器が進化しても、それを活かす技術がなければ意味がないという現実を思い知らされました。
これまでは自己流でスイングを組み立て、コースでは同伴者のアドバイスを受け、さらにはYouTube動画を見ながら試行錯誤を繰り返してきました。しかし、その場しのぎの改善にとどまり、根本的な成長には繋がっていなかったのだと思います。
池田町のインドアスタジオ「HIDEOUT」との出会い
そこで一念発起し、「誰かにきちんと教わろう」と決意。松本市や安曇野市周辺でレッスンを探してみると、複数の選択肢が見つかりました。その中でも特に目を引いたのが、池田町にあるインドアゴルフスタジオ「HIDEOUT」です。
ここではAI骨格解析「AIGIA」という最新機器を使い、スイングを科学的に分析してくれるとのこと。興味を惹かれ、早速週末に無料体験レッスンへ行ってきました。
初めての場所で多少の緊張はありましたが、オーナーの方がとても気さくで、すぐにリラックスしてレッスンを受けることができました。
最初に指摘されたのは、なんとグリップの握り方。そもそも基本ができていなかったという事実に驚きましたが、その「些細な違い」を意識するだけで、ボールの方向性が明らかに改善された感覚がありました。
さらにAIGIAによる解析では、右ひざが曲がりすぎていること、スイング中にへその位置が左右にブレていることなど、自分では全く気づけなかった癖が数値と映像で明確に示されました。感覚ではなく「見える化」されることで、修正すべきポイントが一気に具体化したのです。
学ぶことの楽しさと、100切りへの再スタート
わずか60分の体験レッスンでしたが、その内容は非常に濃く、「ここに通えば確実に変われるのではないか」という手応えを感じました。結果として、その場でレッスン契約を決断。これまでの自己流から脱却し、基礎からしっかり学び直すことにしました。
振り返ると、これまでの自分は「なんとなくできているつもり」でゴルフに向き合っていたのかもしれません。しかし、基本を正しく理解し、客観的な分析をもとに改善していくことで、上達のスピードは大きく変わると実感しました。
そして何より、「誰かに教わる」という体験そのものがとても新鮮で、純粋に楽しい時間でした。オーナーの方が褒め上手ということもありますが、それ以上に、自分の成長を実感できる瞬間があることがモチベーションにつながっています。
今年は、この環境を最大限に活用しながら、目標である100切りを本気で達成しにいきます。単なる目標ではなく、「やり切った」と言える一年にするための再スタートです。
【編集後記】
庭の芝刈りに5時間費やしましたが、まだ終わりません。ゴルフ場のフェアウェーのような庭にするのが、もう1つの今年の目標です。
NotionAIでタスク管理や飛躍的に改善されるのか?

タスク管理は税理士事務所において、避けては通れないテーマだと感じている。
開業してからというもの、効率的な方法を模索し続けてきたが、これといった正解にはなかなか辿り着けていない。これまでTrello、Asana、キントーン、Google系ツール、Chatworkなど、多くのツールを試してきた。周囲の税理士の先生方にもヒアリングを行い、それぞれのやり方を参考にしてきたが、どれも最終的には定着せず、途中で挫折してしまう。
結果として、今年の確定申告ではホワイトボードに手書きするという、非常にアナログな方法に回帰することとなった。
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■① なぜタスク管理はうまくいかないのか
これまでの経験を振り返ると、タスク管理がうまくいかない理由はシンプルである。「入力が面倒」「更新が止まる」「結局見ない」という三点に尽きる。
どれだけ高機能なツールであっても、入力の手間がかかる時点で日々の業務の中では後回しになる。
また、更新されないタスクは信頼性を失い、やがて誰も見なくなる。税理士業務は突発対応が多く、予定通りに進まないことが常であるため、きれいに設計されたタスク管理ほど現実との乖離が生まれてしまう。
その結果、最もシンプルで即時性のある「紙とペン」に戻ってしまうのは、ある意味で自然な流れなのかもしれない。
■② PlaudとNotionAIによる新しい試み
そんな中、4月に入り新たに導入したのがPlaudとNotionAIである。
Plaudでミーティング内容を文字起こしし、そのデータをNotionに蓄積。そしてNotionAIに要約を分析させ、クライアントごとのTODOリストを自動生成する仕組みを試している
。これまでのタスク管理との大きな違いは、「自分で入力しなくてよい」という点にある。
従来はタスクを“思い出して入力する”必要があったが、今回は“会話の中から自動で抽出される”。この変化は非常に大きい。特に、打ち合わせの中で発生する細かな依頼や論点は、どうしても抜け漏れが起きやすいが、それをAIが補完してくれることで、管理の精度は確実に上がると感じている。
■③ AIで業務は飛躍的に改善されるのか
では、AIを導入すればタスク管理は劇的に改善されるのか。
現時点での答えは「半分正解」といったところだろう。
確かに入力の手間が減り、抜け漏れも減少する点では大きな進歩である。しかし、それをどう運用するかは結局人に依存する。
生成されたTODOを確認し、優先順位を付け、実行していくプロセスは変わらない。つまり、AIはあくまで「補助」であり、「仕組みそのもの」を作るのは人間である。
ただし、これまで最大のボトルネックであった入力作業を自動化できる点は非常に大きく、継続性という意味ではこれまでのツールよりも可能性を感じている。
まだ導入したばかりであり、結論を出すには早い段階ではあるが、少なくとも「続けられそうだ」という手応えはある。
タスク管理において最も重要なのは、完璧な仕組みではなく、無理なく回り続けることである。NotionAIとPlaudの組み合わせが、その答えの一つになるのか。今後の運用を通じて、実務レベルで検証していきたい。
【編集後記】
NotionAIもなかなか私の言う通りに動いてくれないのよね~
安曇野の春の訪れ
安曇野の春は、まるで一枚の絵画のように美しい季節です。特に昨日の写真は、その美しさを完璧に捉えています。澄み切った青空、満開の桜、そしてまだ雪を頂く北アルプスの山々。これぞ安曇野の春の魅力と言えるでしょう。
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安曇野の春の訪れ

安曇野の春は、遅れてやってきます。しかし、その訪れは力強く、生命力に満ち溢れています。昨日の写真に見られるように、桜は満開で、周囲の緑も鮮やかです。水路に映る景色もまた格別で、安曇野の豊かな自然を象徴しています。
桜と北アルプスの共演
安曇野の桜の最大の特徴は、北アルプスとの共演です。今日の写真でも、桜の向こうにそびえる雪山が印象的です。この対比が、安曇野の桜をさらに引き立てています。満開の桜と雪景色のコラボレーションは、安曇野ならではの絶景です。
水路沿いの散歩
安曇野は、水路が多いことでも知られています。この写真にもあるように、水路沿いの散歩は、安曇野の春を楽しむ最高の方法の一つです。桜並木を眺めながら、水のせせらぎを聞き、心地よい風を感じる。そんな贅沢な時間を過ごすことができます。
安曇野の春は、五感すべてで楽しむことができる季節です。昨日の写真は、その魅力を十分に伝えてくれます。ぜひ、安曇野の春を訪れて、その美しさを体感してみてください。
【編集後記】
年々、安曇野に春が来るのが早くなりました。些細な事ですが地球温暖化を感じます。
税理士とAFPの親和性について考える
税理士として日々業務に携わる中で、「もっと踏み込んだアドバイスができるのではないか」と感じる場面は少なくありません。
私自身、税理士資格に加えてAFP資格も保有していますが、現時点ではAFPとしての独立した業務は行っていません。
しかしながら、実務の中でその知識が活きる場面は確実に存在します。本日は、税理士とAFPの親和性について、実務的な観点から整理してみたいと思います。
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税務とライフプランは本来切り離せない
税理士の業務は、申告書の作成や税務相談が中心ですが、その背景には必ず「個人の人生設計」や「法人の将来戦略」が存在しています。例えば、役員報酬の設定ひとつ取っても、単なる節税ではなく、将来の年金受給額や社会保険料、さらには老後資金の形成に直結します。
AFPが扱うライフプランニングや資産設計は、まさにこの「将来」を見据えた分野です。税理士が税務だけを切り取って最適解を出すのに対し、AFP的視点を持つことで、「この選択は10年後・20年後にどう影響するか」という視座が加わります。
実際、本日もクライアントから「年金の受給開始年齢をどうするべきか」という相談を受ける予定ですが、これは税務単体では答えが出せない典型的なテーマです。繰上げ・繰下げによる受給額の差、健康状態、就労状況、さらには税負担まで含めて総合的に判断する必要があります。まさに税理士とAFPの知識が交差する領域です。
中小企業経営者との相性が非常に良い
特に親和性が高いと感じるのは、中小企業経営者へのアドバイスです。経営者は「会社のお金」と「個人のお金」が密接に結びついているため、税務と資産形成を切り離して考えることができません。
例えば、以下のような論点があります。
- 役員報酬と退職金のバランス
- 法人で利益を残すか、個人に移すか
- 小規模企業共済やiDeCoの活用
- 不動産投資や保険の位置づけ
これらはすべて税務と資産設計が絡み合うテーマです。税理士としての視点だけでは「税負担の最適化」に偏りがちですが、AFPの視点を持つことで「資産全体の最適化」に昇華させることができます。
結果として、単なる「申告をする人」ではなく、「経営と人生に伴走する専門家」としての価値提供が可能になります。これは顧問契約の継続性や単価にも大きく影響する重要なポイントだと感じています。
実務で活かすかどうかは“スタンス次第”
一方で、AFP資格を持っているからといって、必ずしもその業務を前面に出す必要はないとも考えています。私自身も、現時点ではAFPとしての相談業務を明確にメニュー化しているわけではありません。
ただし、重要なのは「使わない」のではなく、「使える状態にある」ことです。日々の顧問業務の中で、ふとした相談に対して一歩踏み込んだ提案ができるかどうか。この差は大きいと感じています。
例えば今回の年金相談も、もし税理士としての枠にこだわるのであれば「専門外です」となってしまうかもしれません。しかしAFPの知識があることで、「税務的な影響も踏まえた現実的な選択肢」を提示することができます。
この“+αの引き出し”こそが、資格の価値だと思っています。
まとめ
税理士とAFPは、制度上は別の資格ですが、実務においては非常に親和性の高い組み合わせです。特に中小企業経営者や個人事業主を顧客とする場合、その価値はさらに高まります。
すぐに収益化する必要はありませんが、「税務+ライフプラン」という視点を持つことで、顧問先との関係性や提供できる価値は確実に広がります。
今後も、あくまで税理士としての軸を持ちながら、必要な場面でAFPの知識を活かしていく。そんなスタンスで実務に向き合っていきたいと思います。
【編集後記】
MINIのバッテリーがあがりました😭スモールライトをつけっぱなしでした。
NotionAIに課金した話
NotionAIに課金してから、日々の業務の進め方が確実に変わってきた。これまでもPlaudを使ってミーティングを録音し、文字起こしからクライアント別のTODOを作成する流れは構築できていたが、NotionAIを組み合わせることで「整理・判断・実行」の一連の流れがより滑らかになっている。単なる効率化というより、思考そのものの外注化が一部可能になった感覚に近い。現時点で感じている活用の広がりを、3つの視点で整理してみたい。
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■① 情報整理とナレッジの資産化
これまではミーティングごとの情報は、その場限りで完結してしまうことも多かった。しかしNotionAIを活用することで、議事録・論点・結論・TODOを構造的に整理し、それをデータベースとして蓄積できるようになった。特に有効なのは、クライアントごとの相談内容や論点を横断的にストックできる点だ。同じような質問や論点は必ず再発するため、それらを蓄積しAIで要約・分類しておくことで、次回以降の対応スピードが格段に上がる。いわば「自分専用の実務データベース」を構築しているイメージであり、経験がそのまま資産として積み上がっていく感覚がある。
■② ドキュメント作成とアウトプットの高速化
税理士業務においては、メール、提案書、報告書、ブログなど、文章作成の機会が非常に多い。NotionAIを使えば、これらのたたき台を瞬時に作成できるため、ゼロから考える時間が大幅に削減される。重要なのは「完全に任せる」のではなく、「叩き台を作らせて自分で仕上げる」という使い方だ。これにより、品質を担保しながらスピードを上げることができる。また、表現のバリエーションも広がるため、自分一人では出てこなかった言い回しや構成に触れられるのも大きい。結果として、アウトプットの量と質の両方が底上げされている。
■③ 業務の可視化と意思決定への活用
さらに一歩進めると、日々の業務データを蓄積し、それを分析に活用することも可能になる。例えば、クライアントごとの対応時間、業務内容、発生頻度などを記録しておけば、NotionAIに分析させることで「どこに時間を使っているのか」「どの業務が非効率なのか」といったボトルネックが見えてくる。これは単なる作業効率の改善にとどまらず、料金設定や業務範囲の見直しといった経営判断にもつながる。感覚ではなく、データに基づいて意思決定ができる点は非常に大きい。
NotionAIは単なる便利ツールではなく、「思考を補助し、蓄積し、再利用する仕組み」だと感じている。Plaudとの連携によって入口(情報取得)はすでに整っているため、今後は出口(意思決定・価値提供)まで一貫して最適化していくことが重要だ。使い込むほどに、自分の分身のような存在になっていく可能性を感じている。
ありふれた週末
これまでも何度か書いてきましたが、3月31日をもって中学校サッカー部の外部指導者、そして地域移行クラブの代表という立場を退任しました。
あわせてサッカー協会のC級ライセンスや4級審判員も更新せず、一つの区切りをつけました。振り返れば十数年、週末といえばグラウンドに立つのが当たり前の生活でした。試合の時間から逆算して動き、天気やコンディションを気にしながら過ごす日々。
それが一気に終わりを迎え、迎えた最初の週末は、驚くほど静かで、そしてどこか新鮮なものでした。
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ただのおっさんの土曜日
土曜日は、朝から農作業。土に触れていると、時間の流れが少しゆっくりになるような感覚があります。そのあとガレージに移動して、気になっていた雨漏りの応急処置。

決して完璧ではないけれど、「とりあえずこれで大丈夫だろう」と自分なりに区切りをつける。
午後はリビングでプロジェクターを使ってドラマを見ることにしました。思いつきでネットフリックスを契約し、少し暗くした部屋で映像に没入する時間。夕方にはゴルフの練習場へ行き、黙々とボールを打つ。
どれも特別なことではないのに、一つひとつの時間にちゃんと手触りがあって、気づけば心地よい疲れが残っていました。
少しだけ違う日曜日
日曜日は友人とゴルフへ。

スコアはいつも通りで、良くも悪くもない結果。それでも、一緒に笑いながらラウンドしている時間はやっぱり楽しいものです。
帰り道、なぜかカエル(にぐるみ)を捕まえたくなり捕獲。童心に返ったような時間を過ごしました。
冷静に考えると何をしているんだと思うような出来事ですが、そういう“くだらないこと”に本気になれる時間があるのも悪くない。
こうして振り返ると、本当にどこにでもあるような週末です。でも、その「どこにでもある感じ」が、今の自分には妙にしっくりきています。
ベクトルの違う充実
サッカーに関わっていた頃の週末も、間違いなく充実していました。
ただ、それは誰かのために時間を使い、責任や結果と向き合う中で得られる充実だったように思います。一方で今の週末は、自分のために時間を使い、その時間そのものを味わう充実です。
どちらが良いという話ではなく、単純にベクトルが違うだけ。その違いを体感できたことが、今はとても心地よい。
そして何より、「次の週末は何をしようか」と自然に考えている自分がいることに気づきました。予定が詰まっているわけでも、大きなイベントがあるわけでもない。
それでも次の週末が楽しみだと思える。この感覚は、これまでの自分にはあまりなかったものかもしれません。しばらくは、このありふれた週末を、そのままの形で味わっていこうと思います。
【編集後記】
今年の目標の1つに⛳のスコア100を切るというのがあります。昨日の感じだと厳しい感じなので、マジでどこかに行ってレッスンを受けたいです。
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