ブラック部活に思う独り言


目次
ブラック部活動に思う独り言
教育現場における部活動の顧問問題、中学校とか高校である問題。
ブラック部活動・・・
生徒と保護者の同意を得ず部活動に入部を強制させたり、生徒の人格を否定するような暴言や、体調を崩すほどの長時間拘束をする部活動のことを指す俗語。
ここでは、顧問の先生にフォーカスしてみたと思います。なぜなら、私自身が地元中学校の外部コーチとして部活動に携わっているからです。
土日、祝日、長期休み関係なく
部活動の種類にもよりますが、特に運動部は土日、祝日、長期休み関係なく部活動を行っている傾向にあるようです。競技によっては、終日活動を行っているところもあります。
これって、生徒にも先生にも負担であることは疑う余地はありません。ホントに強豪校でそのような状況を是として入部しているのであれば、まだ許容できるものかもしれません。
ですが、中学校でどれか部活動に入部しなくてはならず、数少ない選択肢から選んだ部活動で長時間の活動は苦痛になります。
同様に、先生たちも長時間労働を強いれれているのです。
私が外部コーチになった理由
私が外部コーチになった理由、部活動の顧問の先生がサッカーの経験がなく生徒が困っていた状況で、オファーをいただいたことです。地元に恩返ししたいとの思いと中学年代でサッカーが一番面白くなる時期に適切な指導が必要だと感じたからです。
翌年には、サッカーの経験がある先生が顧問になりホッとした記憶があります。そのまま現在まで外部コーチをしています。
外部コーチの登用
学校の先生の負担を少しでも減らすという意味で外部コーチの登用が少しづつ進みつつあります。私は中学校の外部コーチを始めて7年目になります。平日の活動には参加できませんが、土日祝日などの部活動に参加させていただいています。
たぶんですが、とても生徒にとっても先生にとっても良い環境になっていると思います。先生もプライベートがあるし、私にもプライベートがあり双方で支えあえる状況を維持できていると。
完璧ではない外部コーチ
まず外部コーチを探すという作業が必要になります。費用負担はどうなるのか?ボランティアになるのか?継続できるのか?等々クリアしなければならない課題は多いです。
ちなみに私は無報酬(安曇野市から手続きをすれば若干の報酬を受け取ることは可能)、遠征費等については保護者負担、各種登録費も保護者負担、スポーツ保険に加入(これらについては、若干のからくりがあります)がボランティアでやる以上は外部コーチの費用負担は0円にしています。
さらに言えば、外部コーチは私1人ではなく、私を含め5人います。それぞれがボランティアで活動していますが、費用負担は0円です。・・・正確に言えば遠征時の飲食費は自腹ですが、そんな細かい事いうコーチはいません。
私がいつ辞めても良いように、次世代の外部コーチを探すのも私の仕事だと思っています。
まとめ
部活動というシステムが是か否という論争もあります。サッカーだけで考えるなら、クラブチームが増えて部活動としてサッカーをしている中学校の数は減少しています。そういう意味では学校の先生の負担は減少していると思います。
ただ、他の競技でクラブチームで活動しているという話は聞きません。きっと先生の負担は昔と変わらないだと思います。
色んな意味で、今が変革の時期なのではないかと思います。