フードバリューチェーンが変える日本農業(著:大泉一貫)
農業経営アドバイザーの研修で宮城大学名誉教授の大泉一貫氏の講義を聞くことができました。
講義は先生の著書である「フードバリューチェーンが変える日本農業」をベースに 日本の農業の現実と未来を短い時間でしたが、とても分かりやすい講義でした。
書籍の帯にあるのですが「農家半減でも、生産性は倍増ー成長農業これからの10年を描く・・・食品産業との連携や農業の成長産業化していきた第一人者が先進経営の紹介と統計分析で、2030年の農業を見える化」
旧態依然の農業では減少していく。
私の実家のように小規模、兼業農家、家族経営。
全量をJAに拠出というスタイルでは生産性は向上しません。
作っても作っても毎年赤字になるという悲しい現実。
地元では数社はあると思うのですが法人経営体の農業とか、組織経営体(集落営農)の農業とか、新たな挑戦をしないと生き残れない。
結果、目指すところとは「フードチェーン農業」ということ。
さて、ここ安曇野でどれくらいの農家が今の現状を把握しつつ、2030年、10年後を見据えて農業をしているのだろうか?
農家に生まれ育った税理士としては、とても気になるところです。
試験日まで残り12日。
【編集後記】
今日から2021年、税理士業務開始です。
関係者の皆様、今年もよろしくお願いします。