パワーハラスメント
目次
パワーハラスメントとは?
厚生労働省のHPによると職場のパワーハラスメントの概念について、以下の1から3の要素を満たすものを職場のパワーハラスメントの概念として整理されています。
- 優越的な関係に基づいて(優位性を背景に)行われること
- 業務の適正な範囲を超えて行われること
- 身体的若しくは精神的な苦痛を与えること、又は就業環境を害すること
だそうです。
兵庫県知事の判断では2の「業務の適正な範囲内」だったといことでしょうね。
正確な定義は分かりませんが、世間で言われているような受け手がパワハラと感じたら、それはすでにパワハラなんだという認識とは少し違うようです。
確かに、部下に、普通に(普通の定義も曖昧ですが)仕事で報告を求めたら精神的苦痛を与えたとしてパワハラを指摘されたら業務に支障がでますからね、難しい所ではありますが、兵庫県知事の前職が総務省官僚ということなので、その感覚では業務の適正な範囲内の指導だったということでしょうか?
税務の職場におけるパワーハラスメント
先に述べたとおりパワハラの正確な定義は分かりませんが、少なからずパワハラのようなものは存在していました。私も書類を投げつけられるという経験があります。もっとも受け手の問題であるというのは一理あり、私の場合「あーおっさんが何か怒ってるなー」くらいの感覚であまり気にしていませんでしたが。。。
税務の職場では、最低でも管理職、一般職員とものパワハラ防止の職場研修を受講します。DVDを視聴したり外部から講師を招いて研修会を行うなど、それでもパワハラ事例がなくならないのは公務員気質だからでしょうか?
自分が若かった頃はもっと厳しい指導を受けたなんて言いながら若手を指導していた職員もいましたが、もーそんな時代じゃないのにと思いながら、ふと先の人事異動を眺めるとそんな人でも管理職になったんだなーと。。。部下が心配になります。
当事務所の現状では。。。
当事務所にはパワーハラスメントはあるのでしょうか?税理士1人と職員1人。被用者と使用人という立場的には私が優越的な立場になります。が、一緒に仕事するようになってから怒るようなことは1度も無かったかと。教えてもらうことは多々ありましたが。
立場的には被用者と使用人という立場ですが、私の中では大事なビジネスパートナーです。一緒に仕事をする大事な仲間です。
【編集後記】
先日、前職でお世話になった先輩から電話がありました。今年の7月で税務署を辞め税理士になり某事務所に再就職されたようです。色々と悩まれたようですが、今後のご活躍を祈念したいと思います。