ひとり税理士 顧問先は何件までいける?


目次
ひとり税理士は顧問先を何件もてるのか?
税理士事務所は様々。税理士法人として複数の税理士が所属して幅広く業務をしている税理士法人。税理士個人が従業員を数人雇用し業務をしている税理士事務所。私のところのように、税理士一人が全ての業務を行うひとり税理士。
それぞれ形態によって顧問先数も異なれば、業務の形態によっても顧問先数は違います。
さて、ひとり税理士の場合は何件顧問先が持てるのか?
とある税理士に聞かれた質問です。
先日、Webミーティングでこれから開業される税理士の方に聞かれた質問です。
「ひとり税理士として顧問先の限界は何件ですか?」
とても難しい質問です。
上述したように顧問先との関わり方にもよります。
例えば記帳代行業務を請け負うと顧問先数は少なくなります。自計化していれば顧問先数は増えていきます。最近ではクラウド会計が多くなってきていますので顧問先のITリテラシーによる部分も影響されます。
ホントかウソか真偽はわかりませんが、1人で3桁の顧問先を抱えている人がいるとか。。。私にちょっと無理です。
1件1件軌道に乗るまでは工数がかかる
ひとり税理士として開業して感じたことは、1件1件会計業務が軌道に乗るまで時間がかかるということ。そもそも会計に不慣れ、ITに不慣れな方だと半年くらいかかる方もいます。そこに工数が取られるという事。効率化のための工数は必要です。
会計業務が軌道に乗ってくると工数が減少してきますので、新規顧問先との契約をすることができます。ひとり税理士なので業務時間には限界がありますので配分が重要。一気に複数の顧問先と契約すると有難い話ですが、苦しくもなります。
結局、何件なのか?
さー何件なんでしょう?
税理士本人のワークライフバランスにもよります。私の場合プライベートの時間も大切にしたいので新規の顧問先契約が重なるとお断りすることもあります。時間に余裕があればインプットの時間もほしいです。
感覚的には30件くらいが限界かなーと思っています。
まとめ
私のひとり税理士としての限界は30件くらいかな。でも有難いことに新規の問い合わせはありますので難しいところです。人を雇う事で規模を拡大することは可能だと思います。
拡大するか否か、悩みますね。
【編集後記】
本日は税務調査案件の対応で午前午後と別案件のダブルヘッターです。