なぜチームジャージを購入するのか?
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チームジャージは必要?
サッカーに限らず、スポーツ全般に言えることなのですがチームジャージって本当に必要ですか?
なんでこんなことを言うかといえば、チームジャージ揃えるのって保護者にとっては大きな負担だと思うんです。夏場のチームジャージを揃えれば、当然冬のチームジャージを揃えるし、ベンチコートや遠征用のバック、移動時の靴まで揃っているチームがあります。
正直、うわっ!カッコいい!と思うし、見た目が強豪チームっぽく見えることも確かです。でも、その反面、保護者の負担半端ねーなぁと思ったりもします。
私の子どもも高校の部活動で色んなチームグッズを揃えましたが、いやーお金掛かりました(^^♪
金銭的負担で諦めることへの抵抗感
スポーツをするうえで保護者の金銭的負担は大きな問題です。前述したようにチームジャージに加え、遠征費の負担もバカにできません。強豪になれば数百万単位かもしれません。高校によっては海外遠征なんてものあったりします。
強くなるためには必要なことなのかもしれません。
ただ、私が思うスポーツは誰しもが楽しめるものであってほしいと思うのです。
金銭的負担で大好きなスポーツを諦めるなんてことがないようにしたいんです。だから私の携わるチームにはお揃いのジャージはありません。個々が好きなジャージを着ていました、ちょっと前まではね、今はみんな学校の運動着で練習しています。没個性
好きなブランドも違うし、好きな色も違うから個性があったいいと思うんです。それにお揃いのジャージを着たからって上手くなる訳でもないし、チームが勝てる訳でもないんです。
サッカーを教え始めて15年目くらい経ちますが、何度か金銭的負担が原因でチームを離れたいという相談を受けたことがあります。それぞれの家庭環境によるところが大きいのですが、子どもには続けてほしいと願う親と現実的に厳しいという悩ましい問題です。チームスタッフと保護者と良く話し合い、金銭的負担を軽減するなどして何とか続けてもらったという事がありました。
だって、サッカーやってる子どもはホント楽しいそうに⚽を追いかけているから。
もっと厳しい時代になるのかも
これからの時代、スポーツを続けることは富裕層だけになるかもと思ってしまいます。ここ数年の物価高騰による実質賃金の低下やひとり親世帯の増加などをみるに、恵まれた環境でないとスポーツが出来なくなるのかもしれません。
困った時代になったもんだ。
【編集後記】
今朝の気温が18℃でした。久しぶりに朝の散歩で肌寒さを感じましたが、太陽が顔を見せたら、やっぱり暑いです。