なぜ、事業者は税理士紹介会社を利用するのか?
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なぜ、税理士紹介会社が存在するのか?
税理士を開業した当初、数多の税理士紹介会社やビジネスプラットフォームからの営業がありました。中には、税理士紹介会社であることを伏せ事務機器のレンタル会社であるがごとく近づいてきた企業もありました。
なぜ、税理士紹介会社が存在するのか?
「需要」があるからです。この場合の需要とは、税理士を探しているという「需要」とクライアントが欲しいという「需要」でこれらをマッチングするのが税理士紹介会社なのです。
税理士を探しているという「需要」
新たに事業を立ち上げた、今の税理士に満足していないなどといった理由から「税理士」を探す必要が生じた場合、どのように探すのか?
- 税理士会のHPから近くの税理士を探す
- インターネットで検索して自分に合う税理士を探す
- 知人・友人から紹介してもらう
- 税理士紹介会社を利用する
正直、自分が求めてる税理士を探すのはとても難しいミッションです。あれも、これもして欲しい。でも予算はこれくらい。近くでリアル面談が希望。これを1つ1つ税理士事務所に問い合わせていたら見つかるまでに時間がかかります。
だったら、税理士紹介会社に対し自分の希望を伝えて、希望に合う税理士を紹介してもらえば効率的に税理士を探すことができる、しかも事業者側にコストは発生しない、コストは税理士側負担する、こんないい話はありません。
故に、事業者は税理士紹介会社を利用するのだと。。。
クライアントが欲しいという「需要」
税理士の売上は、基本的にはクライアントから顧問料で成り立っています。したがってクライアントをどのように獲得するか?ということが重要になってきます。
税理士資格を取得し、既存の税理士事務所の社員税理士として勤務するのであれば全く関係ありませんが、私のように独立開業、0からのスタートだと喉から手がでるほどクライアントが欲しいものです。
事実、私も開業当初は「ミツモア」とか「Zehitomo」、「税理士ドットコム」などに登録していました。今は利用していませんが、多分、税理士ドットコムには名前だけ残っています。
税理士を開業して3年経過して感じたこと
税理士を開業して3年が経過しましたが、今思えば、税理士紹介会社を利用しなくても良かったかなと思っています。理由はいくつかあって、
- 税理士紹介会社に支払う手数料が高いこと
- HPやSNSで情報発信していることで問い合わせがあり、仕事に繋がっていること
- 少しづつ増えるクライアントからの紹介していただくケースが増えていること
今だから思えることであって、やっぱり開業当初は生活の事を考えると1件でも早く多くクライアント欲しかった!という事もあって「ミツモア」を利用していました。
まとめ
税理士会松本支部だけでも200人位の税理士がいるので、その中で当事務所を選んでいただくためには、当事務所の情報発信を積極的に行う事が重要なんだと改めて感じた今日この頃です。
だって、HPをリニューアルした直後に問い合わせがあり、来週お会いすることになったから。。。やっぱり情報発信は大事なんです。
【編集後記】
9月になりました。9月のスケジュールを見ると思いのほか空きがあるのですが、思いのほかやらなけれならに作業があって9月2日なので不安になっています。