せどり VS 税務署
先日、某家電量販店で店舗改装セールを行っており、そこのワゴンセールで格安の電化製品を見かけました。
すぐにメルカリで取引相場を確認したら、なんと倍の値段で取引されているではありませんか!!
ここで購入にして・・・メルカリで売れば利益が・・・なんて想像を。
目次
せどりとは?
『同業者の中間に立って品物を取り次ぎ、その手数料を取ること。また、それを業とする人(三省堂 大辞林より)』を指すが、一般的には古本用語を元にした「掘り出し物を第三者に販売して利ざやを稼ぐ」商行為を指す言葉。
ネットで検索すれば、「副業で月に5万円~10万円は稼げます!」みたいな文言が出てきます。
売上金額なのか?純利益なのかはわかりませんが。
純利益ならちょっとしたアルバイトより稼ぎが良いのかもしれません。
せどりの利益は確定申告が必要なの?
「売上-仕入=利益」となり、この利益に所得税が課税されます。
サラリーマンが副業として行っている場合には、給与所得に合算して確定申告する必要があります。
ただし、 「1か所から給与の支払を受けている人で、給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超えない人 」は、確定申告の必要はありません。
税務署はせどりを黙ってみているのか?
そんなことはありません。
国税庁では「シェアリングエコノミー等新分野の経済活動への的確な対応」と題してネット通販やネットオークションなどへの取り組みを公表しています。
ある意味「情報収集しているから、ちゃんと確定申告するんだよ!」というけん制です。
仮に月10万円の利益だとしたら・・・
年間で120万円・・・
5年後に税務調査に入られたら・・・5年分で600万円。
追徴課税は人それぞれの状況によって違うけど国税、地方税、加算税、延滞税含めたら200万円くらいにはなるのかな?
ほかには社会保険関係も追加で払うのかな・・・。
その頃には「もうお金ないよ」という声も聞こえてきそうです。
「税務署も分かってるなら、もっと早く指摘してよ!」
泳がせるんですね。 税額が大きくなるまで。
ここでは書けませんが、一般の人が思っている以上に税務署を情報を保有しています。
まとめ
やっぱり真面目に申告することが1番いいと思います。
税務署来たらどうしよう?と思うなら確定申告しましょう。
【編集後記】
朝、少し農作業をしてきました。
もうじきお米の収穫です。