5億円脱税の疑い 不動産会社経営者ら2人逮捕 東京地検特捜部

脱税ニュースを読み解く

5億円脱税の疑い 不動産会社経営者ら2人逮捕 東京地検特捜部」という記事をネットニュースで見かけましたので、ちょっと解説してみようと思います。

脱税の方法は、架空の原価を計上して利益を圧縮したというもの。3年間で約21億円の申告漏れで5億4300万円の脱税ということです。記事によれば脱税した当時の売上が80億円から90億円ということですから、かなり多額の脱税を行っていたことになります。

納税額を計算してみた

記事では、法人税と地方法人税で5億4300万円の納税とありました。これは2税目のみということになり、この他に地方法人税がかかります。また、当然悪さをしていたので重加算税という思いペナルティを課せられます。

仮に脱税額が3期均等であるとしたならば1期1億8100万円になります。単純計算にはなりますが、重加算税は35%なので1期63,350,000円3期で190,050,000円となります。また、納期限から延滞税が発生しますので、3期で71,919,700円とこちらも多額の延滞税が発生します。

ここまでが国税分、加算税延滞税と含めると804,969,000円となります。国税だけです。

東京都の法人事業税等々を含めると、もっと多額の税負担が生じることになります。

さて、これだけの税金を実際に納付することができるのか疑問ですね。記事によればこれらお脱税によって得た資金は高級外車の購入や遊興費に費消していたとのこと、また2019年4月以降は営業実態が確認できなかったということですから、早期の納税は困難な状況と思われます。

記事では脱税部分にフォーカスされますが、実際に納付されたか否かは報道されないですよね。滞納処分停止にならなければいいなと思います。

なぜ、ばれた?

今回は東京国税局査察部の案件です。いわゆるマルサ案件は絶対に情報が漏れないので分からないのですが、地道な内偵調査があったことは言うもまでもありません。派手に遊んでいたということでしょうか?

国税当局の職員の方々には引き続き頑張っていただきたいです。

【編集後記】

今日も、農作業があります。最後に生き残るの米農家だとずっと思っています。

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