DIY型賃貸借で利回りは上がるのか?

DIY型賃貸借とは?

DIY型賃貸借とは・・・国土交通省のHPによれば「工事費用の負担者が誰かに関わらず借主の意向を反映して住宅の改修を行うことができる賃貸借物件やその他の物件」をDIY型賃貸借と定義しているようです。

国土交通省のHPより

以前知り合いの工務店の社長からDIY型賃貸というのがあるというのは聞いていたのですが、なるほど、これなら貸主の初期投資が抑えられる!というのとそんな賃貸の方法があるんだと。。。

という感じの俄かの知識の中で、先週購入した書籍に中に国土交通省にガイドブックがあると書いてあり、さっそく確認してみると上記の内容が書いてあったということです。

貸主のメリット

  • 現状の状態で賃貸でき、修繕の費用や手間がかからない(とは言え空き家状態が長いのである程度の整理整頓、清掃が必要)
  • 借主がDIY工事を行うため愛着が生まれ長期借入が見込まれる
  • 明渡し時に設備、内装等がグレードアップしている可能性もある

借主のメリット

  • 自分好みの回収ができ、持ち家感覚で居住できる
  • DIY工事費用を負担する分、相場より安く借りられる
  • DIY工事部分は原状回復義務をなしとすることもできる

問題が無いわけでもない

もともと取得費用が0円なので固定資産税を除く分は収益になる・・・はず。

では、現状で借り手が現れるのかというのは疑問です。このブログで何度か書いた記憶があるのですが、長いこと空き家状態で中のものをだいぶ処分したとは言えまだまだ家電が残っていたり、外の物置にガラクタが残っていたりと、借り手側からみたら「んっ?」って思われてしまう状況です。

ホームステージング

ホームステージングとは、売却・賃貸予定の不動産の内装を家具やインテリアでコーディネートし、物件の魅力を生かす手法のこと。

綺麗に家具を設置するとかはできないけど、ある程度の綺麗にしないと借りても見つからないよねということですね。

初期投資は片付けとホームステージング

頭の中であれこれ考えても何も進まない、まずは1歩を踏み出すこと、空き家のガラクタを片付けよう。そして家の中を綺麗にしよう。それからホームステージングを考えよう。

収益を生むための初期投資は必要である。

実質利回り=(年間の家賃収入-年間の諸経費)÷(物件価格+購入時の諸経費)×100

年間の家賃収入6万円×12ヶ月=72万円

諸経費 6万円

物件価格 0円

購入時の諸経費 100万円

で計算すると実質利回り・・・驚異の66%、2年目から黒字化。うーん物件価格0円というところがPOINTかな。

自分でリフォームするよりは初期投資が少なくリスクも低い。

では、一歩目を踏み出そうじゃないか。

【編集後記】

3連休初日にBESSの家に行きました。将来の事務所としての可能性と自分焙煎の珈琲を頂きに。生豆から薪で自家焙煎していただく珈琲は格別でした(^^♪

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