2026年第3四半期を振り返って

10月に入り、いよいよ年末調整・確定申告に向けた繁忙期が近づいてまいりました。また、この季節がくるのかと思うと少し憂鬱になります。

とは言え、毎度恒例の振り返りのブログです。今回は予実・前年対比に加えてキャッシュフローの3つです。

売上:顧問業務は前年比+25%。四半期の数字だけでは見誤る

1〜9月累計の売上高は前年同期比111.7%でした。期初の計画(前年同期比+5%)に対する達成率は106.3%と、計画を上回るペースで推移しています。上々だね(^^♪

一方、第3四半期単独では前年同期比90.2%、計画達成率85.9%と未達になりました。ただしこれは、前年同期に大口のスポット報酬(相続案件)を計上していた反動です。これを除いて比較すると前年同期比125.4%で、むしろ大きく伸びています。

売上計上先の数は前年同期比で約8%増えました。スポット収入に左右されず、月額顧問料という「積み上がる売上」が着実に増えていることが、今期いちばんの収穫です。お客様にもよくお話ししますが、四半期の増減は「中身」まで分解して初めて意味を持ちます。

利益:減価償却費は増加、それでも”稼ぐ力”は向上

1〜9月の経費は前年同期比124.8%と、一見膨らんでいます。しかし増加分の約9割は、2025年10月に購入した車両に伴う費用です(減価償却費・車両費・保険料・支払利息)。これらを除いた経費の伸びは+2.8%にとどまり、固定費はおおむねコントロールできています。

なかでも減価償却費は前年同期比で約6倍に増えましたが、現金の支出を伴わない費用です。減価償却費を足し戻した「償却前利益」で比較すると前年同期比116.7%となり、事業の収益力は改善しています。営業利益率は44.9%(前年50.2%)に下がりましたが、主因は車両投資の費用化です。

同業と比べると、経済センサス(令和3年)による税理士事務所の平均利益率は約30%です。当事務所は規模こそ平均に及ばないものの、利益率は平均を上回る水準を維持しています。

キャッシュフローと今後の方針:相続税業務は原則受託せず、顧問業務に集中

1〜9月の営業キャッシュフローはしっかりプラスを確保し、利益の約85%を現金として残せています。一方で、借入金の返済や事業主勘定の支出もあり、現預金は期首比で約17%減りました。

売掛金の回収期間も前年より約15%長くなっています。さらに、年明けに納める消費税の負担も着実に積み上がっています。第4四半期は請求・回収の早期化と納税資金の積立再開に取り組み、資金繰りの余裕を厚くしてまいります。

また当事務所は、今後、相続税申告を原則として受託しない方針といたしました。

すぐ近くに相続税専門の税理士さんが開業したので、そちらにお任せすることにしました。

相続案件は単価が大きい反面、収入が不定期で、外部専門家との連携コストもかかり、繁忙期の業務を圧迫しがちです。本業でしっかりと稼ごうと思います。

今後は、法人・個人事業主の皆様の月次顧問、決算・申告、資金繰りのご相談に経営資源を集中してまいります。相続のご相談には、信頼できる専門の先生をご紹介いたしますので、お気軽にお声がけください。

実は、10月~12月は収入が少ない月になります。

キャッシュフロー的にこの期間をどう乗り切るかも課題の1つです。収入が少ないと分かっているなら、キャッシュ残しとけよ!ということなんですが、悲しいかなお金あるとつかっちゃうのよね。

【編集後記】

10月も頑張って仕事します。

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