源泉徴収票とは?

その年の最後の給料が支給されると、会社か「源泉徴収票」が従業員に交付されます。

また、その年の途中で退職した場合なども源泉徴収票が交付されます。

毎年、会社から貰うけど実はよく分からないという方のための源泉徴収票の解説をします。

源泉徴収票とは?

源泉徴収票とは・・・その年1年間に会社から支払われた給与等の金額と給料から天引きされて納めた源泉所得税の金額など全部で25項目の情報が記載された書類です。

  1. 支払を受ける者
  2. 種別(給与、賞与などの種類)
  3. 支払金額
  4. 給与所得控除後の金額
  5. 所得控除の額の合計額(社会保険料控除、生命保険料控除など)
  6. 源泉徴収税額
  7. (源泉)控除対象配偶者の有無等
  8. 配偶者(特別)控除の額
  9. 控除対象扶養親族の数(配偶者を除く)
  10. 16歳未満扶養親族の数
  11. 障害者の数(本人を除く)
  12. 非居住者である親族の数
  13. 社会保険料控除の金額
  14. 生命保険料の控除額・地震保険料の控除額
  15. 住宅借入金等特別控除の額
  16. 生命保険料の金額の内訳・国民年金保険料等の金額・旧長期損害保険料の金額
  17. 住宅借入金等特別控除の額の内訳
  18. (源泉・特別)控除対象配偶者・控除対象扶養親族
  19. 配偶者の合計所得
  20. 16歳未満の扶養親族
  21. (摘要)
  22. (備考)
  23. 未成年者から勤労学生までの各欄
  24. 中途就・退職
  25. 支払者

記載内容については、国税庁HPで確認をお願いします。(記載要領

源泉徴収票の使い道は?

  1. 確定申告書を提出する場合
  2. 年と途中で退職し、その年に再就職する場合
  3. 収入金額を証明する書類として

住宅ローン控除の初年度の適用、医療費控除の適用、ふるさと納税などした場合には確定申告書の提出が必要になります。

その際に「源泉徴収票」を参考に必要事項を記載します。令和元年分から提出が不要になっていますが、必ず保存しておく必要があります。

年と途中で退職し、その年に再就職する場合、新しい職場で前職の収入を含めたところで年末調整を行います。

したがって、前職の源泉徴収票がないと計算ができなくなります。退職した際には源泉徴収票の交付をしてもらいましょう。

その他、住宅ローンを組む際に金融機関に提示したり、保育園、幼稚園の入園前に収入金額の証明など様々な場面で必要になります。

このように必要になる場面は様々ですが、いざ必要になった時に困らないようしっかりと保存しておく必要がありますね。

万が一、紛失しても会社に申し出れば再発行してもらえます

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