インボイス 1万円未満なら特例措置か

インボイス 現場の混乱

なんだか最近インボイスの仕事が増えてきたような。。。今月はインボイス関連のセミナーを3本、リアル1本、Web2本登壇しました。また別の案件でもインボイス関連のセミナー依頼がありました。インボイス制度導入まで11ヶ月を切り、事業者の方も少しづつ危機感を感じているのではないのかと前向き捉えています。

多くの方に聞いてもらって周知するのは税理士の役目の1つだと思っているので、依頼があることは嬉しいことなのですが、まー後から後から色んな事が起きすぎてセミナーを行った次の日に新しい情報が発信される。それが現場の混乱を招いているのです。

最近でいえば、フリーランスの納税額を売上に対する税額の2割にするとか、1万円未満の取引はインボイス不要の特例装置を設けるとか。。。どれもこれも、与党税制改正大綱に盛り込むというリリースであって決定ではないので、さらに混乱を招いているのです。

1万円未満はインボイス不要になるのか?

詳細の説明は省きますが、現行では3万円未満は省略できる制度設計になっています。しかしインボイス制度導入後は原則すべての取引においてインボイスの保存が必要になります。少額のインボイスに関しては現場でも混乱があり、例えば振込手数料110円(インターネットバンキング)でもインボイスが必要になるのですが、これが不要になるかも。。。

会計の現場でいえば、これだけで十分事務負担の軽減になるので助かります。一方、多くの取引が1万円未満の事業者であっても適格請求書の発行のために準備をしてしまった方は「今更かよ!!」という声が聞こえてきそうです。お金か掛けて対応していたら尚更だよね。

結局、いつ決まるの?

今回話題に上がっている内容は、あくまでも与党税制改正大綱に盛り込まれるであろう!!という話で、実際に決まるのは国会で審議され可決されてから。したがって3月下旬頃。インボイスの登録申請の当面の期限は令和5年3月31日まで。そしてその頃は税理士にとって繁忙期であって個々の対応は困難な状況になるのではないかと、、、無理ゲーに近い気がしてきた。

限りなく可能性は低いですが、、、インボイス導入延期!!なんてあったりして。。。無いか。

【編集後記】

私の推し、デンマーク代表がフランスに負けてしまいました”(-“”-)”決勝トーナメントでデンマーク見たいな。

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