【2023(令和5)年度開始】新試験区分(理工・デジタル系)の創設について

遂に国税庁が動いた!?

遂に国税庁が動きましたね。なんと国税専門官の採用試験の区分に「理工・デジタル系」が創設されたとのことです。

試験科目に「基礎数学、情報数学・情報工学、物理、化学等が試験科目に設定」さらたとのことです。

これから電帳法が本格導入され、また経済取引の多くがネットで行われる近年、やっぱり専門分野に特化した職員が必要になってきたということですね。極論を言えば税務の知識がなくてもITスキルがあって税務調査の現場で活躍できるスキルがあればOKということです。

国税局や税務署には情報技術専門官がいます。

国税局や税務署には「情報技術専門官」という役職の方で「IT専門官」とか「情技官」と呼ばれている方がいます。

前もって言っておきますが「毒」吐きます。

この「情報技術専門官」の役職に就かれる方、 この方々、必ずしもITスキルが高いという訳ではないのです。なぜなら「情報技術専門官」は単なるポストでしかないからです。 なのでITスキルをもった職員を採用するということは国税庁が本気で動き出したのかなという感じです。

同じことは国際税務専門でも言えることなんですけどね。

問題は配属先

さて、国税当局が理工・デジタル系の職員を採用したとして、その配属先をどう考えるのかとても興味があります。そもそも採用枠がどれくらいあるのか分からないのですが、この枠で採用した職員を一般採用と同じフィールドの配属したら、全く意味がないからです。特別なスキルを持った職員をどこに配属するかで本気度が分かるのではないでしょうか?

ただ、残念なことの外側の人間は、だれがどの枠で採用されたのかは分からないということで、今回書いたブログの答え合わせができないことです。

【編集後記】

13日~17日まで夏季休暇をいただきます。ブログや夏季休暇中も書き続きます。たぶん。

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