103万円の壁
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最近何かと騒がれる103万円の壁
103万円の壁とは、給与収入が年103万円を超えると、自分のバイト代やパート代などに所得税が課税され始める年収額を指します。
この金額が1995年から変わっていません。30年前から変わっていないのか~と思ってしまいます。
難しい話は置いておいて、この数字が178万円まで引き上げられたのならば家計にとって助かるし、労働時間の(就労意欲の向上)増加にも繋がると個人的には思っています。
一方で、社会保険との兼ね合いがあり178万円まで引き上げたところで、あまり関係ないと言っている方もいます。
何が正解なのか分かりません。
SNS上でも多くの税理士さんが投稿していますが、賛否両論であることは間違いありません。
社会保険が難しすぎる
税金だけにフォーカスすると国が仕切ってどこに住んでいても公平に課税されます。一方で社会保険料に関しては国民健康保険や協会けんぽ、共済組合など様々な組織が運営しており、その負担額もまちまちです。また、マイクロ法人などを活用した社会保険料の合法的な節約もまかり通っている状況です。
103万円の壁を考える際には「税」と「社会保険」という2つの視点で考えないと本当の意味での103万円の壁撤廃とはならないのではないかと思っています。
106万円の壁・・・勤務先の規模等によって健康保険・厚生年金保険への加入義務が発生する
130万円の壁・・・国民健康保険や国民年金の保険料の支払いが発生する
これらも踏まえて議論してほしいものです。
【編集後記】
なんだか体が重いのは気のせいだろうか。