首席監察官の不正行為

首席監察官の不正行為

名古屋国税局の首席監察官が出張旅費等を不正に受け取っていたとして懲戒処分を受けたという記事がありました。

職員の不正を監督する立場の人間の不正行為です。

正直「なにやってんだか」という感じです。おそらく内部通報によるものと思われます。真実は分かりませんが鹿児島県警と違い自浄作用があると思えばまだましか。

ただ、名古屋国税局の職員はたまったものではないと思うが。

ちなみに令和5年の国税庁の懲戒処分数は46件と法務省に次ぐ2番目に多い数字です。首席監察官これじゃーと思いますね。

古い記憶

あれは私が25、26歳の頃だっただろうか。

ある日、突然、国税局の監察官から○○公民館へ出頭しろ!という連絡がありました。何のことだか分からない私、公民館に着くと監察官が3名、私の座る椅子が1つ。これから何が始まるのか不安でいっぱい。

話を聞けば「私が脱税指南をしている」という投書があったとのこと。当然のことながら「思い当たることは何1つない」と答弁したが半日事情聴取が続いた。悪いことをしていないと自信があっても、半日厳しい追及にあうと精神的に病みます。

火のない所に煙は立たぬ」とは良く言ったもので、まー私にも落ち度があったのではと今は思います。

結果、何のお咎めは無く終わりましたが私は友人を1人失いました。この1件以来お会いしていません。この友人にも事情聴取をしたようです。

税務署を辞めるきっかけの1つ

この時の事件が税務署を辞めようと思った最初のきっかけであることは間違いありません。自分のスタイルが税務署と言う組織には合わないんだと、ここから税理士になろうと動き始めました。

まずは、税理士試験を受け始めましたが、まったくもって難しくて。一生懸命勉強しても、言い訳なんですけど、税務署の転勤は7月10日で税理士試験が8月の上旬、当時は毎年転居を伴う転勤で7月に勉強ができないという悲劇的な状況で、試験はいつも惨敗。いつしか試験での税理士資格取得を諦めました。

次の手段は23年間勤めて税理士資格を取得する、いわゆる税務署OB税理士。結果的に残りの税務署の勤務で調査審理課で仕事をしたりして良き経験を積んだことは間違いありません。

名古屋国税局の首席監察官の記事を見て、ふと古い記憶が蘇りましたので今日のブログの記事にしてみました。

【編集後記】

ガレージの床材に悩んでいたけど、意外とヤフオクで安く手に入れられそうに気がしてきた。

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